Hamiet Bluiettが好きなのだ(笑)。
"Live at Carlos I" Hamiet Bluiett & Concept(Just a Memory)
私はなんだかんだと言って,バリトン・サックスが好きなのだが,その中でもひと際燃えさせてくれる人の一人が,Hamiet Bluiettである。前にも書いたように,この人はロフト・ジャズとか言われて,どちらかと言うとフリーの文脈で捉えられることの多い人だが,私はこの人の根底にあるのはあくまでもブルーズであって,そのフレージングが時に激しいこともあって,そのように考えられる人だと思う。
本作は1986年に録音されていながら,日の目を見たのは1997年になってからということで,まぁ正直言ってそんなに売れることはないだろうと思える作品である。しかし,ここで繰り広げられるライブ・パフォーマンスを聞いていれば,往時のジャズ・クラブで展開されていた熱い演奏を想像させるに十分なものである。このアルバムが録音されたCarlos Iでの実況盤は都合3枚出ているが,それだけ需要もあるってことなのだ。もちろん,それを買うのは私のようなもの好きが中心だろうが...(苦笑)。
ここでもHamiet Bluiettのバリトンは低音から高音まで,血管ブチ切れそうな演奏ぶりと言ってよいが,それに火に油を注ぐがごときDon Pullenのピアノによって,これは燃える。"Oleo"だの"A Night in Tunisia"のような有名曲でさえ,普通とは異なるブルージーで激しい演奏になってしまうのが彼ららしいと言えば彼ららしい。
でもやっぱりこういうのって好きだなぁと久しぶりに聞いて思ってしまう私。星★★★★。続編も聞いてみますかねぇ(笑)。
Recorded Live at Carlos I, New York City in 1986
Personnel: Hamiet Bluiett(bs), Don Pullen(p), Fred Hopkins(b), Idris Muhammad(ds), Chief Bey(african-perc)
本作へのリンクはこちら。
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