出張中に見た映画(17/11-12編):その3 は「ローガン・ラッキー」
「ローガン・ラッキー("Logan Lucky")」('17,米)
出演:Channing Tatum,Adam Driver, Daniel Craig, Katie Holmes, Seth McFarlane, Hilary Swank
出張中に見た映画として取り上げる最後がこれである。この映画を選んだのは,Steven Soderberghが監督であるからにほかならない。彼が2013年の「恋するリベラーチェ」を以て映画の監督業から引退すると発表した時には,私は本当に惜しいと思った。私はそちらは未見ながら,その前の「サイド・エフェクト」を見ていたのだが,その時にも引退すると言うことは発表されていて,その引退を惜しんでいた(その時の記事はこちら)。その時にもSteven Soderberghに翻意を促したいと言っていた私だが,何のことはない。約4年を経て監督業に復帰である。これは実にめでたいことである。
Steven Soderberghと言えば「オーシャンズ」シリーズでの知名度が日本では高いだろうが,彼の本質はあのシリーズだけにあるのではなく,実はそれ以外の映画の方が私を痺れさせてきたと思っている。「イギリスから来た男」然り,「トラフィック」然り,そして「サイド・エフェクト」然りである。今回の映画は,どちらかと言えば,軽く作ったって感じがするが,キャスティングの面白さもあって,なかなか楽しく見られる。
見終わった後の爽快感というのは,ある意味予定調和的なのだが,そこには親子愛も交えて,それが結構泣かせる。特に子役のFarrah Mackenzieが歌うシーンには目頭が熱くなってしまった私である。完全にSteven Soderberghの術中にはまってしまったが,我ながら単純である。
コメディ・タッチが強いが,映画としての見どころはちゃんと抑えているので,気楽に見られるとともに,ちゃんと楽しめる映画になっているのはSteven Soderberghの手腕と言ってもよいだろう。ということで,私としてはSteven Soderberghの復帰を大いに喜びたい。傑作とは言わずとも,楽しめる一作である。星★★★★。しかし,Hilary Swankが後半に出てきたのには驚いた。これもSteven Soderbergh復帰へのご祝儀みたいな感じなのではないかと思ってしまった。
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