いいねぇと思っても一枚続けて聞く気になれない盤:Tony Willimas Lifetimeの"Emergency!"
"Emergency!" The Tony Williams Lifetime(Polydor)
ジャズとロックを融合させたアルバムとして,このアルバムは無視できない,ってのはわかっているのだが,長年このアルバムを保有していても,LP2枚分に相当するこのCDを聞き通すっていう気にならないっていうのが正直なところである。
メンツがメンツである。Tony WilliamsにJohn McLaughlinにLarry Youngってどう考えても凶暴であり,激しいのは当たり前なのだが,こういう音楽を身体が求めるならばいいとして,通常の生活環境の中では,正直これを聞き通すのはきつい。テンションが高過ぎるのである。私がこのアルバムを買ったのは米国在住中のことだったはずなので,既に四半世紀以上経過しているが,その時間の経過の中でも,これを聞き通したことがないというのは厳然たる事実として存在しているのだ(ちょっと大げさ?)。
確かにスリリングな音源である。そして時代を反映していると言ってよい。だからこの音源が評価されることには文句はない。だが,このテンションに耐え続けることは,正直私にとっては苦痛である。LPの片面ずつ聞いているならばいいだろう。だが,CDフォーマットは,彼らの音楽を聞くのには絶対適していない。
アルバムとしての価値は否定しないが,どうしても私とは相性がよくないと言うべきか。まぁ時代も感じさせるし。というところで,アンビバレントな感覚は残るが,まぁれ歴史的な意義も含めて星★★★☆ってところにしておこう。でも"Bitches Brew"はフルで聞き通すことになんの抵抗もないことと比べると,やはりアルバムとしての私に対する訴求力は全く違うってことなのだ。
それにしても,なんとも半端な記事になってしまった(苦笑)。
Personnel: Tony Williams(ds, vo), John McLaughlin(g), Larry Young(org)
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