いやぁ,Tuck Andressは凄いですわ。
"Reckless Precision" Tuck Andress (Windham Hill)
今でも現役で活動を続けるTuck & Pattiであるが,私は彼らの音楽は"Dream"しかCDを保有していない。だが,Patti Cathcartのディープ・ヴォイスとTuck Andressの超絶的なギターが相俟って,あれは今でもいいアルバムだったと思っている。だったらもっと音源を購入してもよさそうなものだが,このフォーマットではやはり限界があるだろうことは想定せざるをえず,相変わらず彼らのアルバムの数は我が家では増えていない。
一方,"Dream"がリリースされたのと同じ頃にリリースされたTuck Andressのアルバムだって,別に購入しなくてもいいではないかと言われればその通りだが,やっている曲を見て,おぉ,これはよさそうだと思って購入したはずである。それはおよそ四半世紀前の私のNYC在住中のことである。
久しぶりにこれをトレイに乗せたのだが,スタンダードとオリジナルが混在する中で,Tuck Andressのオリジナルを演奏するときには,ただでさえ技巧的なのが,更に技巧的になってしまうように感じるのは面白い。逆にスタンダードは,楚々とした印象を与えるが,それでもやっていることはかなり強烈と言ってよいだろう。ソロ・ギターでアルバムを作ると言えば,Joe Passの専売特許みたいなものだが,ここではJoe Passとは全く違うギター・スタイルが聞けて,その個性の違いを楽しむのも一興だろう。
いずれにしても凄いテクニックである。星★★★★。でもまぁ歌があった方がいいと思う人も多いかもなぁ。
Personnel: Tuck Andress(g)
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思わず、、反応しちゃってるのが Tuck Andress。笑
私もこのアルバムも持ってます。
でも、私の中ではタック・アンドレスといえば、、クリスマス。
随分、古い投稿なのですが、、トラバしちゃいます!
投稿: Suzuck | 2017年9月16日 (土) 09時10分
Suzuckさん,続けてこんにちは。こちらもTBありがとうございます。
Tuck Andressってどんな音楽をやっても,Tuck Andressのギターのサウンドになってしまうんでしょうが,テクニカルなことをやっていても,テクニカルに感じさせない部分もあると思いますので,そういうところはクリスマスの音楽には合うかもしれませんね。
投稿: 中年音楽狂 | 2017年9月17日 (日) 16時36分