ユニークだが,やっぱりReichはReichと感じさせる"Kuniko Plays Reich"
"Kuniko Plays Reich" 加藤訓子(Lynn)
このブログにも何度も書いているように,私はSteve Reichの音楽が結構好きである。そのReichの音楽を日本のパーカッショニスト,加藤訓子が編曲して演奏したアルバムが面白そうだなぁと思って購入した。
冒頭に収められているのは,Pat Methenyにより初演された"Electric Counterpoint"をスティール・パン,ヴァイブ,マリンバとテープで演奏したものであるが,楽器は変われどReichはどうやってもReichであり,その次は"Six Marimbas"をこれまた多重録音で聞かせるという力業。そして,もともとはフルートのために書かれている"Vermont Counterpoint"をヴァイブで演奏というプログラムであるが,どこを切り取っても,Reichの音楽なのは,加藤訓子のReichの音楽への理解の深さとも言えるし,Reichの音楽の個性とも言えるだろう。
いずれにしても,ここに収められた音楽は,Steve Reichの音楽を好む人間にとっては,極めて心地よく,そしてユニークでありながら,期待に応えるものと言ってよいと思う。これはこうした試みを行った加藤訓子を褒めるべきであり,海外での本作への高い評価もその表れということだと思う。星★★★★☆。いずれにしても,私にはReichの音楽が心地よいことを再確認した。
Recorded on January 28, 29, November 24, 25,2009 and on March 28. 29, 2010
Personnel: 加藤訓子(vib,marimba, steel pan)
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コメント
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これ、いいですよね。ライヒの曲と打楽器が実に相性がいいので。
割と聴いています:
http://kanazawajazzdays.hatenablog.com/entry/2017/01/21/115506
投稿: ken | 2017年10月 1日 (日) 20時28分
kenさん、おはようございます。リンクありがとうございます。
Reichにはパーカッション向けに書いた曲もありますが,これはこう来たかって感じさせるものでした。すごい労作だと思いますが,心地いいですよね
投稿: 中年音楽狂 | 2017年10月 2日 (月) 08時32分