"Breezin'"路線を踏襲したってところの"In Flight"
"In Flight" George Benson(Warner Brothers)
70年代中盤から80年ぐらいまでのGeorge Bensonの売れ方はある意味異常であった。"Breezin'"がバカ売れし,グラミーは取るわ,ビルボードのポップ・チャートの1位になるわというのがまさに凄いことだが,それに続く何枚かもチャートのトップ10に入っているのだから,出せば無条件に売れていたと言ってもよい。
まぁ,"Breezin'"が突然変異的に売れ,それに続く作品は,まぁ「二匹目のドジョウ」狙いになるのは当然で,この"In Flight"はサウンド的には,"Breezin'"の路線を踏襲しているのだが,更にここではヴォーカルの比率を高めて,更に売るぞという感覚が出ているのが笑える。6曲中4曲が歌ものだからねぇ。
ここまで来ると,ジャズ・ギタリストとしてのGeorge Bensonはどこかに行ってしまったなぁという感覚が強いが,まぁここまでポップに徹すりゃいいかって感じもする。だが,それもGeorge Bensonの声が好きかどうかによって,評価も分かれるのは仕方ないだろう。正直言って,私にとっては可も不可もないというのが事実である。だが,George Bensonの声には"Everything Must Change"ははっきり言って合っていないということは,声を大にして言いたい。Warがオリジナルの"World Is a Ghetto"とかはまだ許せるが,合わない曲はやめといて欲しかった。
ということで,星★★★ぐらいでいいだろう。
ところで,全然関係ないが,最近のGeorge Bensonの写真を見ると,その頭部が細川たかしに見えて仕方ない私(爆)。
Personnel: George Benson(g, vo), Ronnie Foster(el-p, synth), Jorge Dalto(p, clavinet),Phil Upchurch(g, b), Stanley Banks(b), Harvey Mason(ds), Ralph McDonald(perc)
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