Brecker Brothers Band@Cotton Club東京参戦記。

結論から言ってしまうと,いや~,楽しかった。あの"Heavy Metal Bebop"のメンツからMike Breckerを引いて,Ada Rovattiを足したこのリユニオン・バンドによるライブは,懐メロと言われればその通りだが,それが何か?と開き直りたい。
今年の11月で72歳になるRandy Breckerをはじめ,みんな歳を取ったわけだが,やっている音楽は極めてパワフルで,聞いている聴衆を飽きさせることがなかったのは本当に立派である。エンタテインメントとしてちゃんと成り立っていた。例えば,"Some Skunk Funk"でのRandyのプレイはゆるさを感じさせたが,それを補って余りあるTerry Bozioの爆裂ドラミング,そしてRandyの愛妻,Ada RovattiのMike Breckerを彷彿とさせるテナー・プレイにはまじで興奮させられた私である。
正直言って,今回,Ada Rovattiのプレイぶりには大いに感心させられたが,この人の実力は尋常ではない。Mike Breckerをアイドルにしていたと思って間違いないプレイぶりは,Phil WoodsがCharlie Parker未亡人と結婚したのと同じ感覚で,Randyと結婚したのではないかとさえ思えるほどだった。だが,そうした下世話な話を感じさせないほどの実力を感じさせたと思う。
そしてTerry Bozzioである。この人のドラムス・セットの「異常さ」は昔からだが,写真で撮ると,凄いと思わせたSimon Phillipsの比ではない。圧倒的な物量作戦って感じである。しかし,バッキングはパワフルでありながら的確で,この人の頭はどうなっているのかとさえ思ってしまった。いずれにしても,今年の誕生日で67歳になる人のドラミングではなかった。完全年齢不詳のパワフル・ドラミングを口を開けて見ていた私であった。
今回の演奏は多分こんな感じと思う。曲順は違うかもしれないが,まぁいいや(爆)。
1. Sponge
2. First Tune of the Set
3. Ghost Story(Ada Rovattiオリジナル)
4. Straphangin'
5. Mikey B(Barry Finnertyオリジナル)
6. Funky Sea, Funky Dew
7. Some Skunk Funk
Encore:East River
私はサイン会でもRandyに言ったが,まさかの"East River"であった。いずれにしても,年齢は重ねても,これだけタイトな演奏ができるってのは凄いことである。右の写真はサイン会の模様だが,Randy,Barry Finnerty,そしてAda Rovattiの揃い踏みである。Ada Rovattiは気さくな女性で,好感度高かったなぁ(笑)。ライブでは彼女のテナーのPAのバランスが悪く,Bozzioのドラムスに消されそうになっていたのは残念だったが,それでも実力は十分に感じさせるプレイぶりであった。まじで大したものだ。繰り返すが,あぁ,楽しかった。ライブはこうでなくっちゃねぇ。
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コメント
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音楽狂さま、ご無沙汰です。
私は昨晩BNで聴きに行きました。ホントはコットンに行きたかったのですが・・・・・・
いやぁ、圧倒されました!昨晩はRandyもパワフルでした。
Adaはやさしい音色ですね、よかったです。
Terryのど真ん前だったのですが、耳が痛くなるほどの音量で叩かない、流石箱に応じたドラミングをするプロ中のプロなんだなと感じました。
今回は何といってもNeil Jasonを生で聴きたかった、悲願でした。
サイン会でNeilと話ができ、かつて私が閉鎖したブログでも書いた彼の奥さんでジャズシンガーのBrigitte Zarieの1stアルバム、Neilがプロデュースしているのですが、を持ってサインをお願いしたら、
彼女の2ndCDを私にくれるというのでした!!
わざわざ楽屋にいって持ってきてくれました。エレキベースでは彼が一番のファンなので、口から心臓が出そうになるほど感激して帰りました。
長くなってスイマセン、ブログ閉鎖したんで溜まってますね、ハイ。
BNは持ち込みCDはNG、サイン会には並べなくなったんですね・・・・・
投稿: Use to be Namy Hay | 2017年9月24日 (日) 13時53分
Use to be Namy Hayさん,お久しぶりです。お元気そうで何よりです。
Neil Jason,アンコールでは"East River"を歌ったでしょうか?なかなか彼は日本に来ないですから,今回はお話しできてよかったですね。Cotton Clubではサイン会にはNeilとTerryは出てきませんでした。
私が行った時もRandyはちゃんと吹いていたんですが,"Some Skunk Funk"だけがちょっと緩い感じだったと思っています。でも年齢の割には吹けるものだと感心していました。
ところで,BNでのサイン会が持ち込みCDがダメってのはスタッフがそう言っていることがあるだけで,私はいつも図々しく持ち込みCDで並んでいますよ(笑)。小曽根真の時は何も言ってませんでしたしね(私が聞いてない,あるいは聞く耳持っていないだけ?)。ミュージシャンはその場で買う,買わないではなく,ファンは大事にするはずです。
ともあれ,引き続きよろしくお願いします。
投稿: 中年音楽狂 | 2017年9月24日 (日) 15時20分
はい、East River、アンコールでした。で、Randyがメンバーにもう一曲Inside Outやろう!と。
そのやり取りを聞いた時は、鳥肌がたちました。
Barryも一曲歌いましたが、Randyは歌わなかったですね。
投稿: Used To Be Namy Hay | 2017年9月24日 (日) 21時13分
Used to Be Namy Heyさん,こんばんは。
ってことはアンコール2曲ですか。いいですねぇ。Cotton Clubのサイトにセット・リストが出てますが,私が行った日の1stはアンコールが"Inside Out"で,2ndのアンコールが"East River"でした。
いずれにしても,"East River"のNeil Jasonのベースは超ヘヴィーなサウンドでした。
投稿: 中年音楽狂 | 2017年9月24日 (日) 23時09分