Mike Stern~Bill Evans Band@Cotton Club参戦記

私はMike Sternのファンである。よって,彼が来日したら,基本的にライブには駆けつけるが,今回のメンツは強烈であった。
Mike Sternのバンドのドラマーと言えば,Dennis ChambersかDave Wecklが思い浮かぶが,基本はデニチェンだろう。マイキーの場合,ドラマーは超タイトな人選をすることの表れだが,そこに今回はSimon Phillipsが参加していることは,どう考えても注目度が高い。
Simon Phillipsについては彼のバンド,Protocolでのライブについても当ブログに記事をアップしている(記事はこちらとこちら)が,ライブの場においても,強烈なドラミングを聞かせてくれるSimon Phillipsのことであるから,今回もマイキーを煽るに違いないと思っていたが,全くその通り。マイキーのみならず,Bill Evansも煽られて,今まで聞いた彼の生演奏では一番よかったと思わせた。また,Darryl Jonesがバックに徹する感じではありながらも,このファンク度はいいねぇと思わせるベースで支えるのだから,これは本当によかった。ほかの聴衆にとってもそうだったのだろうということは,自然なスタンディング・オヴェイションが物語っている。
驚いたことに,Bill Evansが歌ったのだが,これが結構いけていた。Kevin Hayesも歌がうまくて驚いたが,何でもできるのねぇと感じさせるに十分。キーボードはまぁオマケみたいなもんだったが,歌はへぇ~と思わせた。マイキーも歌ったり,鼻歌的にギターとユニゾンをしたりしていたが,歌はBill Evansの方がうまいな(笑)。
いずれにしても,強烈なバックにも恵まれて,今回のライブは非常に楽しめるものだった。2年前にWill Calhounを連れてきたときの違和感が嘘のような激烈ライブであった。やっぱりマイキーはドラマーによって変わる。今回のライブを見れば,Simon Phillipsとはまたやって欲しいと思うのは私だけではないだろう。ということで,先日の戦利品の写真をもう1枚アップしておこう。尚,上の写真はBlue Noteのサイトから拝借したものだが,当日のセットリストも掲載されており,おそらくは今回と同じだと思うので,そちらもアップしておこう。
1. Cool Eddie
2. Soulbop
3. All You Need
4. Kings and Queens
5. Untitled
6. Wing and Prayer
7. Chromazone
Encore: Red House
Lvie at Cotton Club on August 23, 2017, 2ndセット
Personnel: Mike Stern(g, vo), Bill Evans(ts, ss, key, vo), Darryl Jones(b), Simon Phillips(ds)
« 追悼,John Abercrombie。 | トップページ | Chuck Loebを偲んで,彼の初リーダー作"My Shining Hour"を聞く。 »
「ライブ」カテゴリの記事
- Action Trio@Cotton Club参戦記。(2026.01.31)
- Boone's Farm@ビルボード・ライブ東京参戦記。前日のBlue Noteのリベンジにはなったな(笑)。(2026.01.17)
- Gentle Thoughts Reunion@Blue Note東京参戦記。はっきり言って最悪のPAであった。(2026.01.16)
- 2025年の回顧:ライブ編(2025.12.23)
- 今年最後のライブは森山威男~山下洋輔デュオ@Blue Note東京。(2025.12.20)
「ジャズ(2017年の記事)」カテゴリの記事
- Peter Brötzmannの咆哮。たまりまへん。(2020.01.20)
- 2017年の回顧:音楽ージャズ編(2017.12.30)
- 前作は一体何だったんだと言いたくなる大西順子の新作(2017.12.26)
- Marc Copland:今年最後の新譜はこれだろうなぁ。(2017.12.27)
- 中年音楽狂のNY夜遊び日記:その4(最終回)(2017.12.18)
« 追悼,John Abercrombie。 | トップページ | Chuck Loebを偲んで,彼の初リーダー作"My Shining Hour"を聞く。 »

































































コメント