Mitch Watkinsの"Curves":一時期のEnjaにはこういうアルバムが多かった。
"Curves" Mitch Watkins (Enja)
このアルバムを購入したのも,多分私が在米中のことだったと思うが,もう四半世紀以上前のことである。Enjaレーベルはその後も活動を続けているが,ややフリーがかった音源も多いEnjaにおいて,90年代初頭の頃は本作のようなコンテンポラリーなサウンドも多かったように思う。Leni Stern然り,Wayne Krantz然り,Barbara Dennerlein然りである。このアルバムもバックにBob Berg,そしてデニチェンが入っていることからしても,音は想像がつきそうなものだが,想定通りの感じである。
本作も,Enjaの再発シリーズで廉価で出て,聞いた人も増えたのではないかと思うが,こうしたハイブラウ・コンテンポラリーなセッティングにおけるBob Bergのカッコよさがファンにとってはたまらない。しかし,このアルバムはBob Bergだけではなく,Mitch Watkinsのギター・プレイも聞きどころが多く,こうしたサウンドを好むリスナーにとっては,無条件にOK!と言いたくなるようなアルバムである。
その後のMitch Watkinsの消息はよくわからないが,今回,Webでサーチしてみると,テキサス州オースティンをベースとするライブ活動は継続しているようだが,Leonard Cohenともやっていたっていうのはここでの演奏からは想定外な事実もわかってしまった。まさにへぇ~って感じだが,有能なギタリストはなんでもできるってことにしておこう。但し,このアルバムのジャケと今の姿は結構違うが(笑)。まぁ,時代の流れだよねぇ。私の変貌ぶりも人のことは言えないし(爆)。
いずれにしても,Bob Bergのプレイと,デニチェンのドラミングとも相まって,結構このアルバムは刺激的なものに仕上がっていると思う。もちろん,マイキーだったら,もっと激しいが(笑)。ということで,ちょいと甘目と思いつつ,星★★★★。
Personnel: Mitch Watkins(g, g-synth), Bob Berg(ts), Jay Anderson(b), Dennis Chambers(ds)
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