私にとってのMarc Copland最高作は今でもこれ。
"Haunted Hearts & Other Ballads" Marc Copland Trio (hatOLOGY)
私はMarc Coplandのファンだとこのブログにも何度も書いてきたし,彼のアルバムも結構取り上げてきた。しかし,私がこの人の演奏にはまったのはこのアルバムを聞いた時だと思っているし,その印象は今でも変わらない。よって,今でも私にとってのMarc Coplandの最高傑作は本作だと思っている。だから,Marc CoplandがJohn Abercrombieと来日した時に,サインをもらおうと持って行ったCDにこれが含まれているのは,私にとっては当たり前のことなのだ。
ジャケット同様,仄暗い雰囲気の中で,美的な旋律を奏でるMarc Coplandの美学に完璧にやられたという感じだったのである。だからお前は暗いと言われるかもしれないが,こうした音楽に身を委ねることのできる幸せさを感じて何が悪い?と開き直ろう(笑)。
レパートリーは3回演奏される"My Favorite Things"から,スタンダード,更にはColtrane,Mal Waldron,そしてStingまで非常に幅広いが,どれもがMarc Coplandの個性に染め上げられたバラッド集になっているのが素晴らしい。どこから聞いても,私にとってはケチのつけようのない傑作。スイングしなけりゃ意味ないねって人には向かないが,この表現の前には私は星★★★★★である。いつ聞いても,何度聞いても素晴らしい。
ちなみに私が保有しているのは2nd Editionだが,本作は,現在はタイトルを"Haunted Heart"だけにして,かつジャケも違う写真にしてリリースされているので念のため。
Recorded on April 2, 2001
Personnel: Marc Copland(p), Drew Gress(b), Jochen Rueckert(ds)
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コメント
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マーク・コープランドを最初国内盤だけで追っかけっしていたら、このあたりの時期は輸入盤しか出ていないものが多く、慌てて追っかけしました。
このアルバムもHatologyから出ているので、盲点でしたが、ラッキーなことにけっこう早く手に入れました。リハモのしかたが、独特で、淡い感触というか、もう聴いてしまうと虜になってしまいますね。特にこのアルバムは私も好きです。
当方のブログアドレスは下記の通りです。
https://jazz.txt-nifty.com/kudojazz/2022/04/post-f34c28.html
投稿: 910 | 2022年4月 9日 (土) 09時01分
910さん,こんにちは。リンクありがとうございます。
>マーク・コープランドを最初国内盤だけで追っかけっしていたら、このあたりの時期は輸入盤しか出ていないものが多く、慌てて追っかけしました。
そう言えば,初リーダー作はJazz Cityでしたね。2作目はなかなか手に入らず苦労しました。
>このアルバムもHatologyから出ているので、盲点でしたが、ラッキーなことにけっこう早く手に入れました。リハモのしかたが、独特で、淡い感触というか、もう聴いてしまうと虜になってしまいますね。特にこのアルバムは私も好きです。
確かにMarc CoplandとHatologyって結びつきにくいですが,結構な枚数出しているのが意外ってところですが,これといい,ソロ・ピアノといい,好きですねぇ。
投稿: 中年音楽狂 | 2022年4月 9日 (土) 12時35分