Amazon Primeで「ブラック・レイン」を見たのだが,こんなに酷かったか?
「ブラック・レイン」('89,米,Paramount)
出演:Michael Douglas,Andy Garcia,高倉健,松田優作,Kate Capshaw,若山富三郎
この映画を見るのも久しぶりのことである。前に見たのはレンタル・ビデオだったはずであるが,印象に残っているのは,松田優作の悪役ぶりと,Andy Garcia演じるCharlieが殺されるシーンであった。
だが,久々にこの映画を見てみて,何とも無茶苦茶な映画だと思った。この映画が公開されたのはまさに日本がバブル絶頂の頃と言ってもよいが,こんな映画を大阪を舞台に撮ってしまうのが時代を反映している。そんな時代はさておき,この映画がダメなのは,あまりにもシナリオに唐突感があることだろう。そもそも,アメリカからの出張刑事であるMichael Douglasが無茶苦茶な捜査はするは,拳銃はぶっぱなすはってのに無理があるが,なんで健さんが大阪府警の刑事という役柄の中で,サブ・マシンガンぶっぱなしてるのよ?なんて言い出したらきりがないのである。
まぁ,エンタテインメント・アクションなんだから,そんなことには目をつぶれよと言われれば,その通りであるが,そうは言いながら,もう少し作りようってものがあるだろうってことである。大阪の工業地帯の映像なんか,「ブレード・ランナー」的な感覚があるのがRidley Scottらしいが,弟のTony Scottが撮った「ビバリーヒルズ・コップ」シリーズのどこかにも同じような感じがあったようにも思える。どうせ大阪を舞台にするなら,元地元民としては,もう少し大阪の持つ下世話さを打ち出してもらいたかったものである(笑)。まぁ,ロケで大阪感を出しているだけで,実際には別のところで撮られた映像が多いらしいので,まぁ仕方ないか。
いずれにしても,アメリカ人にとっては,Michael Douglasを見るための映画ってことにはなろうが,我々としては,日本の役者をちゃんと揃えていることから,もう少しいい映画にできたのではないかと思わざるをえない。もったいないと言えば,非常にもったいない映画。星★★。


































































































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