Coltrane没後50周年。今日は改めて"Village Vanguard Again"を聞く。
"Live at the Village Vanguard Again" John Coltrane(Impulse!)
1967年7月17日にJohn Coltraneが亡くなって今年で50年である。毎年同じことを書いているが,Coltraneの命日がやって来ると,私はまた一つ年齢を重ねることになっている。去年は62年のGrazの音源を取り上げたが,今年はこれである。
私は夏場になると,レゲエと並んで,フリー・ジャズを聞きたくなるという変態であるが,この音源におけるフリー度は,はっきり言ってそんなに高いと思えない。これぐらいなら普通にやり過ごせる。もちろん,こういう音楽に耐性がない人にとっては聞くに堪えないってことになってしまうが,ここで聞かれるColtraneの情念は,私は実に素晴らしいと思えるのだ。
実を言うと,私は後期のColtraneのアルバムにはあまり手を出してこなかったのだが,本作を随分後になって入手した時には,全然問題ないと思ったし,食わず嫌いはいかんと思えるものだった。"Naima"にしても,"My Favorite Things"にしても,Coltraneのオハコのような曲であるが,Atlanticとの違いは顕著で,Coltraneが日々変転を遂げていたことは誰の耳にも明らかだろう。
正直言って暑苦しいが,それでもボリュームを上げて聞くと何とも言えない快感を得られる。星★★★★★。改めてColtraneの素晴らしさを堪能した私である。それにしても,Pharoah Sandersの演奏は何度聞いても笑える無茶苦茶さ(でも好き:爆)。それに比べれば,Coltraneのソロのなんと真っ当なことか。
Recorded Live at the Village Vanguard on May 28, 1966
Personnel: John Coltrane(ts, ss, b-cl), Pharoah Sanders(ts, fl), Alice Coltrane(p), Jimmy Garrison(b), Rashied Ali(ds), Emanuel Rahim(perc)
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