Stan Getzが好きだとか言いながら,あまり記事は書いてないってことで,今日は"Sweet Rain"。
"Sweet Rain" Stan Getz(Verve)
私はなんだかんだと言って,Stan Getzが好きだとこのブログにも書きながら,未発表音源などは記事にしつつも,Getzの名アルバム群については大して記事にしていない。振り返ってみれば,"Stan Getz Plays","Getz / Gilberto","Cool Velvet",そして"In Stockholm"ぐらいしかアップしていない。しかし,結構いろんな機会でプレイバックはしていることからすると,記事が少な過ぎるのだと思う。ってことで,今日は超名盤とは言えないが,捨て難い作品として本作をチョイスである。
本作のポイントはMiles Davisのバンドに参加する前のChick Coreaが参加していることに尽きると思うが,Chick Coreaのオリジナル"Litha"と"Windows"を演奏していることも大きな要素となっている。その後,GetzとChickは後年"Captain Marvel"をリリースし,モントルーでもライブで演奏をしているので,これが一回限りのことではないが,この頃はまだChick Coreaも新人に毛の生えた程度ということで,Getzは有能な新人にチャンスを与え,Chickはその期待に応えるべく助演に徹しているという感じか。"Captain Marvel"は”Stan Getz Plays Chick Corea"みたいなものだから,完全にChick Coreaの位置づけが違うのである。
Getzはいつもの通りの吹きっぷりということでもいいと思うが,Chick Coreaのオリジナルという新レパートリーを得ても,何も変わらないというのが,GetzのGetzたる所以である(きっぱり)。ちょっとGrady Tateが叩き過ぎた感じがしないわけでもないが,全体を通して聞けば,これはやはりよくできたアルバムと評価すべきであろう。私としては,LPであればB面の方をより高く評価したい。星★★★★☆。
Recorded on March 21 & 30, 1967
Personnel: Stan Getz(ts), Chick Corea(p), Ron Carter(b), Grady Tate(ds)
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