日野元彦の"Sailing Stone":このアルバムが出た頃は驚いたものだ。
"Sailing Stone" 日野元彦(Fun House)
主題の通りである。これは確かジャズ喫茶で聞かせてもらって,一発でまいってしまった記憶がある。まずはメンツである。Dave LiebmanにMike Sternが参加している。そして,更に驚いたのがRolling Stonesの曲を4曲も演奏しているではないか。
このアルバムを購入した頃には,私はMike Sternの結構なファンになっていたはずだが,ここでの演奏を聞いてもまたまた痺れてしまったのを覚えている。例えば,"(I Can't Get No) Satisfaction"ではゆったりとしたテンポで演奏されるのだが,そこに現れるマイキーのソロの魅力的なことよ。これぞマイキーって感じなのである。正直言ってしまえば,私がこのアルバムを購入したのは,このマイキーのソロあるがゆえというところは否定できない。ギターとしてはもう一人,Mike Mullerという人も参加しているが,ソロはほぼマイキーの独壇場である。"Angie"なんて痺れるわ~(笑)。
それにしても,凄いメンツである。ベースにSteve Swallowを据え,オルガンをKaren Mantlerに弾かせるって,どういうセンスだろうか?もちろんいい意味でだが,この編成には正直驚かされる。
まぁ,曲によって,イマイチな感じがないわけではないが,私としてはマイキーのギター,Liebmanのサックスと,それを比較的静かにプッシュする日野元彦が聞けるだけで満足度が高い。実のところ,これを聞くのも久しぶりだった訳だが,マイキーのギターは本当に効いていたことを再確認した。そして,日野元彦の兄貴,日野皓正がStonesの"Lady Jane"に1曲だけ客演するが,これが素晴らしいバラッドになっているのは特筆もの。全体を通して聞けば,星★★★★には十分値する。
こうなったら,Led Zeppelinの曲もやった"It's There"も聞くとするか。
Recorded on November 23-26, 1991
Personnel: 日野元彦(ds),Dave Liebman(ts, ss), Mike Stern(g), Mike Muller(g), Karen Mantler(org, hca), Steve Swallow(b), 日野皓正(cor)
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