Gary Burtonの引退を惜しむ
Gary Burtonが今月の小曽根真とのデュオ・ツアーを以て,音楽生活からの引退を発表した。先日,ほぼ同い年のChick Coreaの激烈なライブを見たばかりだけに,Gary Burtonの引退は解せない部分があったが,本人は「この2年間,演奏は極力抑制してくるとともに,60年に及ぶ演奏生活からいつ引退するかについてずっと考えてきた。しかし,健康上の理由もあり,今が新生活を始める適切なタイミングだった。」と語っているので,これは我々がとやかく言うべき問題ではないということになる。
しかし,昨年,出張時に見たBirdlandにおけるMack Avenue All Starsのライブでの演奏は素晴らしいものだったので,彼の4本マレットによる生演奏がもう見られないというのは,やはり惜しいと思える。その一方で,Gary Burtonが残したアルバム,業績は素晴らしいものであり,それはもはやレガシーの領域だと言ってもよい。
彼がライブの最後のパートナーに小曽根真を選んだのは,Chick Coreaが楽旅中だったからだということもあるだろうが,師弟コンビによる演奏で,音楽生活を締めくくるというのも,教育者としては「あり」の選択だったのかもしれない。
いずれにしても,Gary Burtonには感謝の念を示すとともに,お疲れさまでしたと言いたい。
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