改めてKevin Hays@Cotton Club東京を振り返る。
Kevin Haysが彼のNew Day Trioで来日すると聞いた時,集客は大丈夫なのかなぁと正直思っていたが,今回のCotton Club東京におけるライブでも,案の定,集客は決して芳しいものではなかった。自由席のステージ前フロアがそこそこ埋まる程度で,指定席はほとんど利用者がいない状態だったので,入りとしては4割~5割ってところだろうか?
しかし,そこはプロである。一切手抜きはなく,非常にいい演奏であった。前回,Kevin Haysを見たのは55 BarにおけるFima Ephronのバンドであったが,その時も決して客入りがよかったわけではないが,このトリオ,見逃すには惜しいと思えた。三者の実力は相当なものであり,まず私が驚いたのがドラムスのGreg Josephである。非常に安定したドラミングで,ブラシでもスティックでもうまいものである。ベースのRob Jostも堅実でありながら,ソロはなかなかのもので,何よりもこの人の音の良さには感心した。
しかし,今回のライブにおける最大の驚きは,Kevin Haysの歌である。今回のセットではなんと3曲でヴォーカルを聞かせたのだが,これが実にうまい。喋る時は結構低い声なのだが,歌いだすと,ナイスなテナーとバリトンの中間ぐらいの声って感じである。私は彼の歌を聞いていて"Kevin Hays Sings and Plays"みたいなアルバムをプロデュースしたいなぁなんて思ってしまった。弾き語る姿はまさにPiano Manって感じで,Billy Joelを聞いているような錯覚にさえ陥りそうになっていた私である。ピアノ・トリオとして聞いても楽しめたし,ヴォーカル入りのバンドとしても楽しんでしまった私である。
上の写真はいつものような"Kevin Hays & I"であるが,多少お疲れモードかなっという表情であった。しかし,55 Barでクリポタのアルバムにもらったサインがにじんでしまったので,もう1回お願いと言ったら,快く対応してくれた。そっちの写真もアップしておこう。ということで,もう少し客入りがいいとよかったのだが,私は聞けたことに満足して,家路についたのであった。
Live at Cotton Club東京 on February 6, 2017,2ndセット
Personnel: Kevin Hays(p, vo), Rob Jost(b), Greg Joseph(ds)
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