Donny McCaslin@Blue Note東京参戦記

Blue Note東京にDonny McCaslinのライブを見に行った。基本的にそんなメジャーな人たちとは思えない彼らのライブが,Blue Noteをフルハウス状態にさせたのは,偏にDavid Bowieの"★"への参加があったがゆえと思わざるをえない。しかし,彼らとて,これだけの聴衆が集まれば,機嫌がよくなるのも当たり前である。Donny McCaslinは演奏中も,演奏後のサイン会もご機嫌そのもだったと言ってよいだろう。
そんな彼らの演奏を聞いていて,つくづく思ったのが,彼らはライブ・バンドだということである。私は彼らのアルバムについては,結構辛い評価をしているのだが,ライブで演奏する場合と,アルバムでの演奏にはかなりダイナミズムに違いがあるように感じた。David Bowieが彼らをリクルートしたのが55 Barにおけるライブだったという話もあるのもうなずける話である。私は予約したのが結構遅かったので,どんな席になるのかひやひやしていたが,まぁ,サイドのまともな席だったのはよかった。ということで,上の写真は,スマホで隠し撮りしたものだが,結構うまく撮れている(笑)。席からはMark Guilianaの姿はあまり見えなかったのは残念だったが,手数としてはMehliana同様の叩きっぷりだったと言ってよいだろう。
いずれにしても,非常にタイトなバンドと言ってよい人たちで,David Bowieの"Lazarus"は結構しっとりやっていたが,大方はビートを効かせた演奏を聞かせていた。各々のメンツはそれなりの実力者だし,ベースのTim Lefebvreに至ってはWayne Krantzともやれば,Tedeschi Trucks Bandでもやるのだから,ロック的な乗りも全然問題なしである。Jason LindnerもMe'shell N'degeocelloともファンク的な演奏を聞かせるのだから,真っ当なジャズにはならないというのは当たり前だが,それにしても,ビートが炸裂する演奏だったと言えるだろう。
演奏が終わって,サイン会で彼らと話したのは,私がNYCで接したDonny McCaslinのAlex Sipiaginとの演奏やTim LefevbreのWayne Krantzとのライブのことだったが,彼らはライブのことをよく覚えているなぁと感心もした次第。ということで,昨日の記事に続いて,ライブの戦利品の写真もアップしておこう。もう1枚あるのだが,それはジャケの内側へのサインなので,今回は省略。
Live at Blue Note東京 on February 2, 2017
Personnel: Donny McCaslin(ts), Jason Lindner(p, key), Tim Lefevbre(b), Mark Guiliana(ds)
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