今年最初の映画は「ローグ・ワン」。
「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー("Rogue One: A Star Wars Story"」('16, 米,Lucas Film/Disney)
出演:Felicity Jones,Diego Luna, Alan Tudyk, Donnie Yen, Ben Mendelsohn, Forrest Whitaker
今年最初の映画館通いは予想通りこの映画となった。大方の人が,この映画がエピソード3とエピソード4の間に位置するストーリーを描いていることはご存知のことと思うが,ストーリーの連続性を考える上で,映画の展開及びエンディングはある程度予想できるものであった。しかし,シナリオとしてはよく考えられていて,キャスティングの上でも,不連続性がないようになっているのがこの映画をまともなものとした要因だと思える。
ストーリーと関係ないところで言ってしまえば,帝国側のGrand Moff Tarkinをエピソード4で演じたのはPeter Cushingであった訳だが,映画を見ていて,Peter Cushingが蘇ったのかと思わせるほど似ているのには驚いた。しかし,クレジットを見ると,Tarkinを演じたのはGuy Henryということになっている。いろいろその後調べると,モーション・キャプチャーで撮影したものに,CGのデジタル加工したものらしいが,これが実によくできているのである。CGという意味では先日亡くなったCarrie Fisherもちらっと出てくるが,そちらがCGっぽさが明らかなのに対して,Peter Cushingの方は結構リアルなのである。まぁ,これはTarkinが表情を変えないというところに依存している部分があるとしても,なかなかの見ものであった。
ストーリーとしては,「スター・ウォーズ」フランチャイズらしく,親子愛は描かれるわ,民族の多様性は重視されるわ,女性が主役に据えられるわ等という典型的な特徴はここでも引き継がれるが,繰り返しになるが,なかなかよくできたスピンオフだと言ってよいと思える。
また,戦闘シーンを見ていると,エピソード4~6世代の私が懐かしくなるような感じがする。もちろん,特撮技術の進化は顕著だとしても,何かそこはかと懐かしさを覚えるのである。この辺は,オリジナル・スター・ウォーズへのオマージュ感があって,これもなかなか楽しかった。こういうスピンオフというのは安直な企画とも取られかねないが,この映画は決していい加減に撮られた映画ではなかったと言っておきたい。想像よりもはるかによくできていたということは間違いない。星★★★★。何事も予断は禁物である(笑)。
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