忘れないうちにKendrick Scottのライブの模様を振り返ろう。
先日行ったCotton ClubにおけるKendrick Scott Oracleのライブの模様を振り返っておこう。前回はBlue Noteへの出演であった彼らだが,スケジュールが合わず行けなかったはずである。その前にはCotton Clubに出たのだが,その時はやんごとない理由により,演奏が始まる前に会場を去らねばならなかったことは,戦利品のページにも書いた。つくづく縁がないなぁと思っていたのだが,今回ようやく彼らのライブを見ることができた。
今回は通常レギュラーのJohn Ellisに代わってBen Wendelがトラで入っていたが,Cotton Clubのサイトで公開されているライブ映像を見てもらえばわかる通り,大きな影響はない。とにかくこの人たちの演奏は,これぞコンテンポラリー・ジャズって感じ(一部,コンベンショナルに響く部分もあるにはあったが,基本はコンテンポラリー)の音がするわけだが,とにかくメンバーの質が高い。昨今はドラマーがリーダーもコンポーザーも兼ねるというパターンが増えたが,このOracleも,リーダーシップよろしく,見事な演奏を展開したと言ってよい。
Kendrick Scottのドラムスは切れ味もよく,更にはマイクを握ってスキャットしながら,スティック1本でドラムスを叩くという技まで披露しながら,バンドをプッシュする力量は完璧。そして驚かされたのがMike Morenoのギターの素晴らしさ。音と言い,フレージングと言い,これまた大したもの。そしてTaylor Eigstiのピアノも実力あるわ~と思わせるに十分なものであった。Joe Sandersのベースはやや控えめではあったが,ベース・ソロなんてこれまた全く侮れないものであった。Ben Wendelもそもそもコンテンポラリー系なので,バンドへのフィット感はある人なのである。
こうした面々がバンドとして演奏した時の総合的な力量も凄いが,各人の実力も十分発揮された好ライブ。私は冒頭の"Be Water"から完全に彼らの演奏にまいっていたと言っても過言ではない。ということで,今回は,前々回,サインだけもらっておいてもらった前作"Conviction"と,Mike MorenoのCDの画像を戦利品としてアップしておこう。本当にレベル高いわ。
Live at Cotton Club東京 on January 23, 2017
Personnel: Kendrick Scott(ds, vo), Ben Wendel(ts), Taylor Eigsti(p), Mike Moreno(g), Joe Sanders(b)
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