今日の温故知新(笑):"Kelly at Midnite"
"Kelly at Midnite" Wynton Kelly (Vee Jay)
私は現在,一体どれぐらいCDを保有しているかは数えたこともないし,数える気にもなれないのだが,ストリーミングの進展に伴って,CDの購入枚数は確実に減って言るとは言っても,枚数が増え続けていることは間違いない事実である。
こういう状態であるから,家人には,「死ぬまでに一度も聞かないCDもいくらでもあるでしょ。」と言われてしまうのだが,言われっぱなしも悔しいので(苦笑),たまには温故知新にも取り組むということで,ラックから抜き出してきたのが本作である。
Wynton Kellyと言えば,やはりMiles Davisとの共演や,Wes Montgomeryとの"Full House"等の印象が強くて,リーダー作はそんなに聞かないタイプの人である。それでも私は本盤に加えて,何枚かアルバムは保有しているが,どちらかと言えば,脇でこそ光るが,リーダーとしてもそれなりって感じが強い。だからと言って,このアルバムがいけていないということではなく,いかにもジャズっていう感じのジャケット,サウンドであるから全然文句はない。もちろん,ジャズ史に燦然と輝く大名盤という評価には値しないだろうが,だからと言ってこれを聞いて面白くないっていう人がいれば,その人はジャズ耐性がないってことだろう(笑)。
いずれにしても,この録音の段階で,Wynton Kellyは28歳ということを考えれば,若くして完成していたミュージシャンということになるが,このスイング感に溢れつつ,メロディアスなソロというのはなかなかできるものではないし,ありとあらゆるジャズ・ピアニストの規範となりうるものという風に感じる。久しぶりに聞いて,やっぱりWynton Kellyっていいよねって思ったってことで,星★★★★。
Recorded on April 27, 1960
Personnel: Wynton Kelly(p), Paul Chambers(b), Philly Joe Jones(ds)
« 今年最初のECMレーベルはJohn Abercrombieの新作。 | トップページ | これまた久しぶりに聞いたTete Montoliú,そしてどこへ行ったか,Harper Brothers? »
「ジャズ(2017年の記事)」カテゴリの記事
- Peter Brötzmannの咆哮。たまりまへん。(2020.01.20)
- 2017年の回顧:音楽ージャズ編(2017.12.30)
- 前作は一体何だったんだと言いたくなる大西順子の新作(2017.12.26)
- Marc Copland:今年最後の新譜はこれだろうなぁ。(2017.12.27)
- 中年音楽狂のNY夜遊び日記:その4(最終回)(2017.12.18)
« 今年最初のECMレーベルはJohn Abercrombieの新作。 | トップページ | これまた久しぶりに聞いたTete Montoliú,そしてどこへ行ったか,Harper Brothers? »

































































コメント