Charles Lloyd@Blue Note東京

今年最初のライブはブルーノート東京で行われたCharles Lloyd & the Marvelsとなった。昨年,彼らの"I Long to See You"を年間ベスト作の1枚に選んだ私としては,どうしても見たかったライブであった。
Charles Lloydは現在78歳ということで,自分が吹奏しない時は座っていることが多かったが,シェイカーを振りまくる姿も見られたし,吹きっぷりは年齢を感じさせないものであった。アルバムを聞いた時にも思ったが,彼らの音楽はルーツ・ミュージック的な部分を感じさせるもので,その印象を強くしているのが,Bill Frisellのギターのサウンドだということが分かったような気がする。
そうした意味では,このバンドの演奏のカラーはビルフリのギターに依存する部分が多いのだが,比較的ゆったりしたテンポで演じられる中で,Eric Harlandの適切なプッシュがこれまた効いていた。ドラムスはタイトなものであったが,こういうドラミングを聞かせてもらうと,3月の彼のバンドでの来日が本当に楽しみになってしまう。Reuben Rogersがエレクトリック・ベースで通すとは思っていなかったが,このサウンドであれば,全然問題なかった。
そして,Lloyd御大であるが,Blue NoteのWebから拝借した上掲の写真のように,演奏が熱くなってくると,「膝蹴り」(笑)が出てしまうのをにやにやしながら見ていた私である(爆)。そして,アルバムでも聞かせたような音楽を見事に再現してみせたわけだが,これは熱く燃える演奏ではないとしても,静かな感動に包まれるという感触であった。テナーはもちろん,御大の吹くアルト・フルートも素晴らしい音色で,本当にいいものを聞かせてもらったと思っている。
その割には,開演間際になっても結構席が埋まらないのをひやひやしながら見ていたのだ,開演の頃には8割~9割方埋まったって感じだろうか。ついでに言っておくと,私が現地に着いたのは20時ちょっと前のことだったと思うが,その時間帯にぞろぞろと1stの聴衆が出てくるのには驚いた。1stはあっさりやったのかもしれないが,2ndはアンコール込みで90分ぐらいやってくれたので,私は文句はない。特にCharles Lloydの吹く"Monk's Mood"は沁みたねえ。
Live at Blue Note東京 on January 13, 2017,2ndセット
Personnel: Charles Lloyd(ts, a-fl), Bill Frisell(g), Reuben Rogers(b), Eric Harland(ds)
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閣下、とらばありがとうございました。
私もできることならば、2ndセットに行きたかったです。
わかっていても、日帰りだったので仕方なかったのですが。。
なんだかんだと言っても、ロイドの存在感があって成り立つバンドですよね。
そして、フリゼールさまの美しいギターワークに感謝したいくらいでした。
私的には、生き神さまの領域のロイドさまが拝めて本当にうれしかったです。
投稿: Suzuck | 2017年1月14日 (土) 12時02分
Suzuckさん,こんにちは。TBありがとうございます。
確かにCharles Lloyd,仙人から生き神の領域へと進んでいますよね。こういうバンドを維持できるところにLloydのLloydたる所以があるのでしょうが,本当に素晴らしい。特にビルフリ。生では初めて見ましたが,音が良過ぎます。同じテレキャス弾きなのに,私と全然違う(当たり前ですが)。
いや~,それにしてもいいライブでした。
投稿: 中年音楽狂 | 2017年1月14日 (土) 12時37分
聞いて見かったですね~ 良いのを見ましたね!
投稿: takeot | 2017年1月14日 (土) 23時04分
takeotさん,こんにちは。
はい。これは一見,一聴に値するライブだったと思います。非常にレベルの高い演奏に接することができてよかったと思っています。
投稿: 中年音楽狂 | 2017年1月15日 (日) 11時14分