今年最初のディスクはCamila Meza。いや~,これはええですわ。
"Traces" Camila Meza(Sunnyside)
お知り合いのブロガーの皆さんが取り上げられていて,気にはなっていたものの,なかなか踏ん切りがつかなったものである。それがちょいと立ち寄ったショップに在庫があったのをいいことに購入したものであるが,これはもっと早く聞いておけばよかったと新年早々大いに反省することになったディスクである。
チリ出身のこのシンガーの何がよいか?ジャズ・ヴォーカルの範疇には収まりきらない,ポップな魅力もありつつ,何よりも彼女の声が素晴らしい。更に,彼女のギタリストとしての技量が半端ではないのである。オリジナルは魅力的,そしてそこに挟み込まれるカヴァー曲の選曲も好ましい。また,彼女を支えるバックのメンツの好演(ドラムスはKendrick Scott!である)もあって,これを去年のうちに聞いていたら,私は昨年のベスト作の1枚に選んでいただろうと思ってしまうぐらいいいのである。プロデュースは本人とMatt Piersonであるが,ここはMatt Piersonの手腕が大きかったと考えていいかもしれない。
彼女のWebサイトには,彼女を称して"One of Best Kept Secrets in New York City (But Well-known among the Cats Playing There)"という記述があるが,まさにより大きな注目に値するシンガー,ギタリストであることは間違いないと思わされる。去年には来日もしていたことを考えると,ライブを見ておけばよかったと思えるとともに,気づくのが遅過ぎたと改めて反省する私である。
本作を聞いて,今年はこういう取りこぼしをしないように気をつけねばと改めて考えた私である。反省も込めて,星★★★★★としてしまおう。お世辞抜きで,本当にこれはよくできたアルバムであり,未聴の方には一聴をお勧めしたい。一つの証として,彼女がNYCのJazz Standardに出演した時のライブの映像を貼り付けておこう。いやいや見事なものである。
Recorded on January 27 & 28, 2015
Personnel: Camila Meza(vo, g), Shai Maestro(p, el-p, org, celeste), Matt Penman(b), Kendrick Scott(ds), Bashiri Johnson(perc), Jody Redhage(cello), Sacahl Vasandani(vo)
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