久々にJohnny Griffinでも...。
"The Congregation" Johnny Griffin(Blue Note)
音は聞いたことがなくても,Andy Warholの描いたジャケはみんな知っているのではないかと思わせる,Johnny Griffinの有名ワンホーン・アルバムである。久しぶりにこのアルバムを聞いてみて思ったことを書いてみよう。
ここでもJohnny Griffinらしい,ゆったりしながらも豪放な感覚に満ちたテナーが聞けるのは当然なのだが,どうしても違和感がぬぐえない印象が残るのはKenny Dennisのドラムスゆえだと感じる。このアルバム,ピアノはSonny Clark,ベースはPaul Chambersが務める中,このKenny Dennisの格落ち感は明白である。そして,不必要にドタドタした感じもあって,品がないドラムスを添えられるとどうにも落ち着かない気分になってしまうのである。これは何とも惜しい。
ほかの3人の演奏に文句はない。このドラムスがもう少し真っ当なドラマーによって演じられていたら,私はもっとこのアルバムが好きになっていたはずである。であるから,私はこのアルバムを聞く場合は,ドラムスをできるだけ耳に入れないように聞きたいとさえ思ってしまう。何とももったいないアルバムである。リーダー,ピアノ,ベースはきっちり仕事をしているにもかかわらず,ドラマーゆえに星★★★☆とせざるをえない。やっぱり惜しいとしか言いようがない。だから私はこのアルバムに手が伸びないのかと思ってしまった。少なくとも私にとっては名盤の位置付けにはなりえない一枚。
Recorded on October 23, 1957
Personnel: Johnny Griffin(ts), Sonny Clark(p), Paul Chambers(b), Kenny Dennis(ds)
« Leni Sternのアルバムはみんな結構よくできている。 | トップページ | オリンピックTV観戦やら出張やらで疲労困憊。 »
「ジャズ(2016年の記事)」カテゴリの記事
- 2016年の回顧:ジャズ編(2016.12.30)
- ジャズ界の若年寄,Scott HamiltonのFamous Door作。懐かしいねぇ。(2016.12.23)
- 2016年の回顧:ライブ編(2016.12.19)
- 中年音楽狂のNYC夜遊び日記(番外編):クリポタとの遭遇(2016.12.14)
- 中年音楽狂のNYC夜遊び日記(3):最後の夜はWayne Krantz@55 Bar。(2016.12.13)
« Leni Sternのアルバムはみんな結構よくできている。 | トップページ | オリンピックTV観戦やら出張やらで疲労困憊。 »

































































コメント