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2016年6月19日 (日)

バリトン好きご用達? その名も"Baritone Explosion"。

"Baritone Explosion" Rein de Graaff Trio with Ronnie Cuber and Nick Brignola (Timeless)

Baritone_explosion私はこのブログでバスクラ,あるいはバリトン・サックス好きであることを何度か書いてきたが,そういう嗜好を満たすアルバムが,Timelessレーベルのストレート・リイシュー・シリーズでリリースされたので,当然「買い」である。

ここでバリトンを吹いているのはRonnie CuberとNick Brignolaであるが,Nick Brignolaに関してはPepper Adamsとのバトル盤"Bariton Madness"(記事はこちら),そしてこのご両名が揃ったアルバムということでは,Cecil Payneまで加えた"Burn Brigade"というエグいバトル・アルバムがBee Hiveレーベルからリリースされているが,本作については全くノーマークであった。しかし,まさにバトル向きの曲ばかり並べて,ご両人,ブリブリ吹きまくっている。

目の前でこんな演奏をされたら暑苦しいだろうなぁと思いつつ,バリトン好きの私としては,やはり燃えてしまう。いかにもという曲が並んでいるわけだが,いきなり"Softly as in a Morning Sunrise"だもんなぁ。飛ばしモードである。よくやるわ。

気候はほぼ夏のようになっている昨今だが,こういう暑苦しい音源を聞いて喜んでいるのは,真夏にフリー・ジャズを聞いて喜んでいたり,激辛カレーを食べてひぃひぃ言っているのと同じぐらい変態的と言われても仕方ないが,そうやってストレスを発散していると思ってもらえばいい話である。とにもかくにも暑苦しい演奏ではあるが,こういうのって聴衆が大喜びしてしまうって感じの音源である。

リーダーのRein de Graaffについては,これまで聞いたことはないと思うが,バピッシュな演奏で2バリトンとよく合っている。バリトン2本揃えて,ジャムったらこんな感じになりましたってところで,名盤とかでは決してないが,こういうのってジャズっぽくて楽しいよねぇと思わせてくれる。そんなアルバム。星★★★★。やっぱり,私はバリサク好きってことで,お後がよろしいようで。

Recorded Live at Nick's on March 1, 1994

Personnel: Rein de Graaff(p), Koos Sererse(b), Eric Ineke(ds), Ronnie Cuber(bs), Nick Brignola(bs)

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