Ben Webster:余裕綽々とはこれのこと。
"Ben Webster Meets Oscar Peterson" Ben Webster(Verve)
CDラックを漁っていて,久しぶりに目についたのでプレイバックしたら,それが非常によかったなんて経験はしょっちゅうしているが,これもそんなアルバムである。世評も高いアルバムに甚だ失礼ながら,私が頻繁に聞くわけではない作品だが,聞いてみたらやっぱりよく出来ていたということで,記事にしてしまおう。
私はBen WebsterもOscar Petersonも熱心に聞いてきたわけではない。特にBen Websterはジャズ喫茶で"Soulville"を聞いたぐらいではないか。ではそんな私がなんでこのアルバムを保有しているのかが,これが全くわからない。父の遺品の可能性はあるが,それか完全なきまぐれでの購入である。しかし,これを聞いていると,ジャズとはくつろぎの音楽であると思わせるような,まさに余裕綽々のプレイぶりである。特にBen Websterのゆったりしたテナーは,ゆったり流れる大河を思わせると言えばいいだろうか。2曲目の”When Your Lover Has Gone"なんかを聞いていると,Ellingtonバンドの同僚/先輩,Johnny Hodges的なところも感じさせる。
いつも私が好んで聞いている音楽とは確かに違うが,たまにこういうのを聞くと,ジャズって懐が深いねぇと改めて感じてしまう。そして,聞いていて,ついつい耳をそばだててしまうぐらい魅力があるのである。こういうのは夜の帳が下りた頃,ウイスキー片手に聞くのが丁度いいだろうな。
やっぱり持っているCDはちゃんと聞かないといかんと改めて思わされた一枚。星★★★★☆。
Recorded in November, 1959
Personnel: Ben Webster(ts), Oscar Peterson(p), Ray Brown(b), Ed Thigpen(ds)
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