追悼,Prince...

想定外の事が起こってしまうというのは熊本の地震もそうなのだが,音楽界におけるPrinceの突然の訃報は,David Bowieの訃報と同じレベルのインパクトだと言わざるをえない。
昨今のPrinceのアルバムを追いかけていたわけではない私でも,"1999","Sign of the Times"そして"Black Album"などを聞いてきた自分としては,最近の復活ぶりにはへぇ~と思っていた。彼の活動のピークは間違いなく1980年代であったとは思うが,その活動ぶり,あるいはライブの姿というのは凄いよねと思わせるに十分であった。Prince & the Revolution名義で出たレーザー・ディスクでの彼のライブをよく見ていた私だが,ギタリストとしても一流,シンガーとしても一流なのに,妙にエロな感覚を出してしまうのが本当に必要かと感じつつも,笑いながら見ていた自分が懐かしくなる。
いずれにしてもPrinceという人は,何かと論争を巻き起こすタイプの人でありながら,その音楽の魅力に抗える人はいないだろうと思わせる人であった。一時期の失速はあったとしても,彼の残した業績に文句のある人はいないだろう。それにしても57歳,若過ぎる死である。
惜しい。あまりにも惜しい人を亡くしたって感じだが,David Bowie,Glenn Frey,そしてPrinceって今年は音楽界にとっての厄年か?と言いたくなるのは私だけではあるまい。Princeの音楽は静かに追悼するって感じではないが,ここはもう賑々しく彼の音楽を鳴らして楽しむことこそが,彼へのリスペクトの発露だり,本当の追悼になるだろう。彼がマジで凄いギタリストであったことを実証する映像(2004年のRock' n Roll Hall of Fame時)を貼り付けておくが,これを見れば,誰しもが喪失感をおぼえるはずだ。完全に場をさらっている。そういう人だったのだ。
R.I.P.
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