中古で拾ったなかなかスリリングなバリトン・サックスのアルバム
"The Frame" Per Goldschmidt Quartet(Timeless)
先日,久しぶりにショップをのぞいていて,目に留まったアルバムがこれであった。私はこのブログでバスクラ好きだと言ってきたが,実はバリトン・サックスも結構好きなのだ。だからと言って数多くのアルバムを保有するほどではないからいい加減なものだが,それでもバリトン・サックスの野太い響きを好んでいるのは事実である。
なので,中古盤のコーナーではバリトン・サックスの棚を漁ることが多い私だが,このアルバムのリーダーは全く見たことも聞いたこともなかった。しかし,バックを支えるのがLan Doky,Plaxico,DeJohenetteという魅力的なメンツということもあり,Apple Musicで確認してからとも思ったが,中古盤は買える時に買うのが鉄則(笑)であるから,その場で購入してきた。
それでもって聞いてみたのだが,これがなかなかいい。DeJohnetteの煽りもよく,ソリッドに決めるバリトン・サックスは非常にいい感じである。プロデューサーを兼任するNiels Lan Dokyもハードなピアノ・プレイぶりで,スリリングな響きに貢献している。ここに収められたサウンドを聞いて,そうよ,そうよ,これなのよ,って感じで私は結構ウハウハしてしまったのであった。
収められているのは全曲リーダーのオリジナルだが,"Lonliness"って曲はどこかで聞いたような感じのメロディ・ラインを持つ哀愁ナンバー。こういうのもいいねぇ。スリリングな部分と,こうした哀愁系メロディのコンビネーションもよく,これは結構質の高いアルバムだと思えた。持っていて損はないが,なかなかお目にかからないアルバムなので,ご関心のある方はまずはストリーミングでどうぞ。星★★★★。
Recorded on February 18, 1987
Personnel: Per Goldschmidt(bs), Niels Lan Doky(p), Lonnie Praxico(b), Jack DeJohnette(ds)
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