Fred Herschのチャリティ・アルバムをもう1枚。
"Last Night When We Were Young: The Ballad Album" Various Artists(Classical Action)
Fred Hersch関連のチャリティ・アルバムはこれまでも2枚,当ブログでご紹介済み(記事はこちらとこちら)だが,もう1枚あることは承知していた。それが本作であるが,もはや廃盤状態とは言え,海外のサイトでは結構入手は難しくない。
この作品はFred Herschはプロデューサーを務めており,ピアノも弾いているが,全曲でピアノを弾いているわけではないのが前述の2枚との違いである。だが,魅力的な共演者を招いてのバラッド表現はやはり見逃すことができないと言いたい。Herschがトリオで演じる"Somewhere"やBobby Watsonとやる"Soul Eyes"なんて本当にしびれる出来なのである。
Herschが入っていない曲でも,Dave CatneyがSandra Dudleyをヴォーカルに迎えて弾く"Little Prayer"なんていう素晴らしい曲も入っている。Dave Catneyはヒューストン出身のピアニストらしいのだが,AIDSを発症し,1994年に33歳の若さで亡くなったそうである。しかし,ここでの演奏を知って,私はこの人のアルバムを猛烈に聞きたい気分になってしまった。それぐらいいい演奏である。
Fred Herschのこうしたチャリティ活動は既に25万ドル以上の資金集めに成功しているとのことだが,こうした彼の活動は今後もできるだけフォローし,できるだけサポートしたいと思っている私である。
Personnel: Fred Hersch(p), Drew Gress(b), Tom Whaley(ds), Jane Ira Bloom(ss), Andy Bey(p, vo), Bobby Watson(as), Dave Catney(p), Sandra Dudley(vo), Gary Burton(vib), Toots Thielmans(hca), Oscar Castro-Neves(g), TanaReid<Akira Tana(ds), Rufus Reid(b), Rob Schneiderman(p), Craig Bailey(as), Dan Faulk(ts)>, Leny Andraid(vo), George Shearing(p), Janis Siegel(vo), Phil Woods(cl), Mark Murphy(vo)
« 中古で拾ったなかなかスリリングなバリトン・サックスのアルバム | トップページ | まだまだ007シリーズを見続ける私。 »
「ジャズ(2016年の記事)」カテゴリの記事
- 2016年の回顧:ジャズ編(2016.12.30)
- ジャズ界の若年寄,Scott HamiltonのFamous Door作。懐かしいねぇ。(2016.12.23)
- 2016年の回顧:ライブ編(2016.12.19)
- 中年音楽狂のNYC夜遊び日記(番外編):クリポタとの遭遇(2016.12.14)
- 中年音楽狂のNYC夜遊び日記(3):最後の夜はWayne Krantz@55 Bar。(2016.12.13)
« 中古で拾ったなかなかスリリングなバリトン・サックスのアルバム | トップページ | まだまだ007シリーズを見続ける私。 »

































































コメント