Doug Raneyの初リーダー作:これって,昔よく聞いたなぁ
"Introducing Doug Raney" Doug Raney(Steeple Chase)
このアルバムは学生時代,よく通ったジャズ喫茶で聞いて気に入ってしまい,アルバムを購入したのだと記憶している。LPを買ったのは石丸電気だったかなぁ...。
Doug RaneyはJimmy Raneyの息子であるが,やはり血は争えないってことなのかもしれないが,弱冠21歳で吹き込んだこの作品で聞かせるギターは,そんな若輩による音楽には全く聞こえない。よほど父の教育が行き届いていたと思える出来なのだ。まぁ,彼を支えるのはベテラン陣であり,やっている曲もよく知られたスタンダードやジャズ・オリジナルであるから,そういう印象が強まるかもしれないが,私は冒頭の"Mr. P.C."を聞いて,ジャズ喫茶で演奏されているLPのジャケをチェックしたはずだと確信させるぐらい,当時の私の耳を捉えてしまったと言ってもよい。
いずれにしても,この淀みないフレージングは見事だと思えるし,今もなおカタログから消えていないのはこのアルバムのファンが多いということの証ではないだろうか。テンポの速い,遅い関係なく,見事な演奏を聞かせる素晴らしき初リーダー作だと思う。だからと言って,その後,私は彼の音楽を追い続けたわけではなく,彼のアルバムで保有しているのはこれ一枚だけなのだが,それでも私の手許から亡くなることは一度もなかった。好きなのである。ってことで,これも久しぶりに聞いたのだが,やっぱりいいアルバムである。星★★★★。
何もLPで聞かなくても,Apple Musicでも聞けるのだが,LPをひっくり返すこともしたくて,LPで聞いた私である(笑)。それにしても,Doug Raneyも今年で還暦かぁ...。月日の経つのは早いねぇ。
Recorded on September 28 & 29, 1977
Personnel: Doug Raney(g), Duke Jordan(p), Hugo Rasmussen(b), Billy Hart(ds)
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