こんなんもありました:Andy Summersのインスト・フュージョン作
"The Last Dance of Mr. X" Andy Summers (RCA)
CDラックやクロゼットから引っ張り出してきてCDを聞く機会が多くなった私が先日の10CC/Godley & Cremeに続いて聞いたのがこのアルバムである。冒頭の"Big Thing"(この曲だけメンツが異なっている)は聞き覚えがあると思ったら,アルバム"Charming Snakes"(同作に関する記事はこちら)にも収録されていた曲である。どおりで...(笑)。
私はAndy Summersのアルバムは何枚か保有していて,それはPoliceのアルバムの数より多い(爆)。Policeを解体してからのAndy Summersはフュージョン系の演奏を展開してきたが,このアルバムもその路線である。ギター・トリオでSummersのオリジナルと,結構知られたジャズ・チューンを演奏している。Policeという稀代のロック・バンドで隆盛を極めたAndy Summersであるから,金は十分に稼いだんだろうが,その後は完全に自分のやりたいことをやっているって感じがして,これはこれでありだよねぇと思ってしまう。だからと言って,CDがセールスに結びつくわけではないのは当たり前だが,結構クォリティはどれも悪くないので,私なんかはついつい買ってしまうのである。
このアルバムもジャズ曲を渋くやってしまっているので,数多くのリスナーに訴求するってことにはならないだろうが,これも無視するには惜しいような作品。だが,私がこのアルバムを一体これまで何回聞いたのか?と家人に問われれば,答えに窮してしまうこと必定。こういうのが多過ぎるから,顰蹙を買うのである。だって,よくよく見たらiPodにも突っ込んでいないのだから,保有していることすら忘れていたと言われても仕方がないのである。
だが,Andy Summersのギターで聞くHorace Silver作"Lonely Woman"などは非常に味わい深いし,彼が好きなMonkやMingusに加えて,"Afro Blue"やWayne Shorterも2曲やっているということで,ジャズ色は結構濃いのである。誰にでも勧めるってわけではないが,ギター・アルバムが好きなリスナーなら全然問題なく受け入れられる作品だと思う。ちょっと甘いと思いつつ星★★★★。
Recorded on January 20-28, and May 19(Track 1), 1997
Personnel: Andy Summers(g), Tony Levin(b), Gregg Bissonette(ds), Jerry Watts(b on 1), Bernie Dresel(ds on 1)
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