Keith Jarrett,武道館ライブの記録
ブログのお知り合いのkenさんがこの時の音源がYouTubeにアップされているという記事を拝見して,おぉっ,そう言えばこれのブートレッグが発売されているとかいう情報があったなぁと思って,久しぶりに渋谷は宇田川町のブートの迷宮(笑)に迷い込んでしまった。今回のねらいはこれだけではなかったので,それらは追って何らかのかたちでご紹介することとしたいが,まぁブートはブートなんで,あまり大きな声では言えない(爆)。
それにしても,武道館でピアノ・ソロをやってしまうという企画が凄いし,12,000人の聴衆を集めたってのも凄いと思うが,そう言えば,後年,Herbie HancockとChick Coreaがピアノ・デュオを武道館でやったとも記憶している。いずれにしても,この音源は1978年12月ということで,私がジャズを聞き始めてから大して時間も経っていなかったし,Keith Jarrettのことなんか全く理解しておらず(「ソロ・コンサート」ぐらいは聞いていたかなぁ...),関西在住ではこんなことをおぼえていなくても当たり前である。しかし,当時のスウィング・ジャーナル等には取り上げられていたはずだから,私もそう言えばそんなことも...ぐらいの感じである。
しかし,後年になってKeithに目覚めてしまった私は,やっぱりこの音源が気になるということで入手したものだが,よくよく調べてみたら名古屋のブート屋ではプレスCDを売っているではないか(ちょっと高いが...)。まぁ,そちらの音の状態は不明だが,宇田川町はそのソースのよさを謳っているだけにそこに惹かれてしまったのである。
確かに,これはFM音源(懐かしの「ゴールデン・ライブ・ステージ」と思われる)用のマスター・テープから落としたものではないかと思えるもので,かなり状態はいいものであった。音も,「あの頃」のKeithって感じなので,これは買って損はなかったなぁと思わせる。しかし,ディスク2のPart 2とアンコールで演じられた"My Song"の順番を間違えてディスクに書き込むという失態(裏ジャケのクレジットは合っているのだが...)は,この演奏の音楽的な高揚と余韻を楽しもうとした場合,相当痛いものと言えるものだが,プログラムして聞けばいいだけの話であるから,まぁ許す。そもそもブートレッグなんだからしゃあないと言えばしゃあないのである(苦笑)。
最近はApple Musicのおかげ(?)で,CDを買う前に試聴がきっちりできるようになって,購入枚数は減少傾向だが,Apple Musicに絶対上がらない音源はブートあるいはネットワーク上でゲットするしかないのである。またそういう心理につけ込んで,ブートの迷宮からは絶妙なお誘いが掛かってきてしまうのである。あぁ,無駄遣いと思いつつ,こういう貴重な音源であるがゆえに,それもまぁよしとして開き直ることにしよう。
しかしながら,こういう音源であるから,ECMで聞かれるような絶妙なるエコー感はなく,かなり「素」に近いピアノの音である。そこには若干の違和感はあるものの,それがブートってもんでしょう。尚,下の写真は内山繁氏が撮影したものであるが,おそらくこの時の来日時に撮られたものと思われる。勝手ながら拝借して貼り付けたが,そのうち消す羽目になるかもなぁ(苦笑)。
Recorded Live at 日本武道館 on December 12, 1978
Personnel: Keith Jarrett(p)
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