Bonnie Raittの新譜がすこぶるよい。
"Dig in Deep" Bonnie Raitt(Redwing)
昨今はApple Musicで試聴してからCDを購入するということが随分増えた私だが,それでも新譜情報を入手すると無条件に発注/入手してしまうミュージシャンもいる。Bonnie Raittもそんな人である。一時期,私が彼女への関心を失っていたのも事実なのだが,前作"Slipstream"の出来もよく,またまた彼女への信頼度が私の中で上がったこともあり,このアルバムを発注したのも,ネットに新譜情報がアップされた直後のことであった。
そして,デリバリーされたアルバムを早速聞いてみたのだが,これがロック心溢れるナイスなアルバムであった。前作でも4曲をプロデュースしたJoe Henryプロデュースによる1曲を除いてBonnie Raitt自身がプロデュースしているが,前作に増してロックを感じさせるのである。
私はTedeschi Trucks BandのSusan TedeschiとBonnie Raittの声に近しいものを感じているが,Tedeschiを更にハスキーにした感じのBonnie Raittが,Tedeschiよりはるかに年長にもかかわらず,よりロックしているのが何とも心地よかった。ルーツ・ロック的と言ってもよいが,非常にパワフルなのである。60代も半ばを過ぎたとは思わせない姉御ぶりの前では,Susan Tedeschiがまだまだ小娘に思えてくる(爆)。
終盤2曲はしっとり歌い上げて,余韻を残す作りというのもよく出来ていて,私は前作同様もしくはそれ以上に評価したくなってしまう作品である。いつものようなフレーズで恐縮だが,アメリカン・ロック好きならば,間違いなくこのアルバムは気に入るはずである。星★★★★☆。
Personnel: Bonnie Raitt(vo, g), George Marinelli(g, mandolin, vo, perc), Joe Henry(g), Bill Frisell(g), Greg Leisz(g), Mike Finnigan(p, org, key), John Clearly(key, vo), Patrick Warren(p, el-p, org), James ”Hutch" Hutchinson(b), David Pilch(b), Ricky Fatar(ds), Jay Bellrose(ds), Arnold McCuller(vo), Maia Sharp(vo), Paul Brady(vo)



























































































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