出張中に見た映画(15/09編:その7/8):「ターミネーター」シリーズ第1作と最新作を見比べる。
主題の通りである。暇にまかせて「ターミネーター」の第1作と最新作を続けて見て,最新作がどれぐらい第1作へのオマージュとなっているかを確認することが目的であった。最新作を劇場で見た時も私は「オリジナル作へのオマージュが随所に見られる」と書いているが,改めてこの2本を見て,最新作が相当オリジナルのシーンに忠実に作ろうとしているところが確認できて面白かった。
だが,やっぱり映画としては,特撮はしょぼくてもオリジナルの方が訳の分からないサスペンスがあってよかったと思える。ついでに言っておけばヒロイン,Sara Connerを演じるLinda HamiltonとEmilia Clarkeは違いが大きすぎだろうと思ってしまった。どうせオマージュ捧げるなら,もう少し似た女優を見つけてきてもよかったように思える。
いずれにしても,金の掛かり方はオリジナルと最新作で雲泥の差があるはずだが,映画は金だけ掛ければいいってもんではないということが改めて明らかになったと思う。それでもタイム・パラドックスをどう解決してくれるのかという問題は解決されないままだし,ネタバレになるのでこれ以上書けない問題も残っている。それの解決ってほぼ不可能って気がするが,おそらくまた作られるであろう続編では更に無茶な展開が待っているってことだろう(笑)。
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