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2015年9月28日 (月)

出張中に見た映画(15/09編その2):最近のLiam Neesonの映画はどれも同じに見える「ラン・オールナイト」

Run_all_night「ラン・オールナイト("Run All Night")」('15,米)

監督:Jaume Collet-Serra

出演:Liam Neeson, Ed Harris, Joel Kinnaman, Boyd Holbrook, Common

最近のLiam Neesonの映画はマッチョな父親像を描く感じがするのは,「96時間」シリーズゆえかもしれないが,本作も前半こそ情けない感じを醸し出しつつ,結局はそうした造形に収斂されていくという意味では,昨今の彼の映画と変わりがないって気がする。むしろ,こういう路線ばかりになっていないか?とも言いたくなるような映画である。

正直なところ,暗くて救いのないアクション映画と言ってもよいが,こんなところにCommonが?なんて感じで,強力な殺し屋役で出てきたり,Nick Noltiがクレジットされない状態でのゲスト出演をしたりと,そういうところの方が興味深かったりするのがこの映画の限界であろう。

ある意味,アメリカ版の任侠映画みたいなところがあるが,Liam Neesonはこういう路線に出続けるのかねぇ?と思いたくなってしまう。まぁ,Ed Harrisの悪人はこういう風に演じるみたいなところは楽しめるが,NeesonとJoel Kinnamanの対立する親子像は,あまりにステレオタイプなところがなんだかねぇ。エンディングもよくもまぁここまで予想通りの展開にしてくれるって感じでのシナリオの弱体はいかんともしがたい。

いずれにしても,機内エンタテインメントとしてはあまりに殺伐とした感覚が強いのだが,そんな映画を選ぶ私が悪いってことで。まぁ,星★★☆がせいぜいだな。

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コメント

私も最近機上で観ました。Liamは63歳、団塊世代より若干若いですが、全世界で60代人口が増えているので、老人の最後のひと仕事的なアクション映画は今後も続くと思います。Liamは、その年頃の俳優としては、疲れた顔つきと頑張っている際の精悍な顔つきの差が際立つ役者なのではないかと思いますね。

カビゴンさん,続けてこんばんは。

なるほど~,としか言えません。でもLiam NeesonってJames Bond役をオファーされたこともあるらしいですね。やらないところにこの人の矜持みたいのを感じますが。でもこの路線,いつまでもやられるといい加減飽きます(笑)。

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