なでしこ二軍の惨状を憂える。
東アジア・カップの北朝鮮戦でのなでしこの戦いぶりを見ていて,本当に情けなく感じていた私である。今回のメンバーは正直言って二軍レベルだが,スピードはない,パスの精度は悪い,無駄なバック・パスばかり目立ち(特に5番高良はひどい),かつ単純なカウンターに簡単に失点するというディフェンスの惨状は許し難い。そもそもパス・スピードが遅いし,そこにパス・ミスまで加わるようでは勝てるわけがないのである。かつ,司令塔の不在,サイド・バックの上がりの欠如ぶりは否定できない事実である。
私は,これまでもなでしこの世代交代については心配してきた(去年書いた記事はこちら。)が,若手は結局何も進歩していない。一点目を決めた増矢は有望だし,杉田の二点目のシュートは見事であった。杉田は二点目の得点でそれまでのミスを帳消しにしたようなものだが,それでも杉田の前半のパスの精度の低さには,交代,交代と言い続けていた私である。
期待するからこそ,手厳しくもなるが,今回の戦力では来年のリオ五輪では通用するわけもなく,結局,先般のW杯メンバーが中心とならざるをえなくなることは必定であろう。その一方で,なでしこのディフェンスの弱体ぶりに助けられたところもあるだろうが,カウンターからの得点機にきっちり点を入れる北朝鮮の決定力は,敵ながらあっぱれである。
あと二戦,同じような戦いをするようでは,まじでなでしこの先が思いやられる。佐々木監督はどういう手を打つのだろうか?東アジア・カップを若手育成の場とするならば,誰を主力に育てようとするのか,はっきりさせた方がいいだろう。少なくともあのディフェンス陣はないと言っておく。
男子はもう少しまともに戦って欲しいものである。
« なんとも言えぬ心地よさを提供してくれるEnoとHarold Budd | トップページ | 「教団X」とは全く毛色が違う中村文則の警察小説 »
「サッカー」カテゴリの記事
- なでしこ,スウェーデンに屈す...。(2023.08.12)
- なでしこの快進撃に思う。(2023.08.07)
- 祝祭の終わり:FIFA ワールドカップ決勝戦を振り返る。もの凄い試合であった。感動した!(2022.12.20)
- 佳境を迎えるFIFAワールドカップ:アルゼンチン対クロアチアのセミ・ファイナルを振り返る。(2022.12.15)
- FIFA ワールドカップ: クロアチア戦を振り返る。惜敗であった。(2022.12.07)
« なんとも言えぬ心地よさを提供してくれるEnoとHarold Budd | トップページ | 「教団X」とは全く毛色が違う中村文則の警察小説 »

































































コメント