今年も私を燃えさせたSimon Phillips Protocol
先般,新譜"Protocol III"をリリースしたばかりのSimon Phillipsが自己のバンド,Protocolで早くも再来日を果たした。去年のライブであれだけ私を興奮させた人たちである。今年も行かないわけにはいかないということで,Cotton Clubに駆けつけた私である。
アルバムもよかったが,この人たちの演奏を聞いていて,彼らはライブ・バンドだと思っていた。とにかく聴衆を乗せるのもうまいし,Simon Phillipsの一体何ビートやねんと思わせる超絶ドラムスに乗せて,魅力的なフレーズを次々と繰り出すAndy TimmonsとSteve Weingart,そしてボトムをきっちり支え続けるErnest Tibbsのコンビネーションも素晴らしく,多くの聴衆が満足したはずである。サイン会の列も,私が知る限りでは最も長かったようにさえ思える。
とにかく,Simon Phillipsの叩き出すリズムに身を委ねていれば幸せみたいなところがあったが,やっぱりこの人たちの生み出すハード・フュージョン,あるいはインスト・ロックはいけている。最高であった。
今回は,バンドの演奏も面白かったが,聴衆も結構ユニークと言うか,狂ったように乗っている兄ちゃんとか,最前列で乗りまくる(踊りまくる)おばはんとか,一体あんたら何やねんと思わせる人々もいたが,彼らの後ろに座っていたおじさんはいい迷惑だっただろうなぁ。特に,兄ちゃんは何かというとすぐに立つのはいかがなものかねぇって感じで,冷めた目で見ていた私である。その一方,そのすぐ横でよくこの音楽で眠れるねぇというようなおっさんもいて,オーディエンス観察でも盛り上がっていた私である(爆)。
本公演後のサイン会では写真撮影はダメってことだったので,いつものような「Simonと私」とはいかないが,戦利品の写真だけアップしておこう。あ~楽しかった。あんまり気分がよかったので,Tシャツまで買っちまった。あ~無駄遣い(笑)。
Live at Cotton Club東京 on June 19, 2nd Set
Personnel: Simon Phillips(ds), Andy Timmons(g), Steve Weingart(key), Ernest Tibbs(b)
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» SIMON PHILLIPS「Protocol Ⅲライブ」参戦記 [奇天烈音楽館 Strange Kind of Music]
Simon Phillipsが新譜「Protocol Ⅲ」のプロモライブを行うということで行ってきました。生Phillipsの姿を拝むのは初めてですが、当欄の目当てはギターのAndy Timmonsだったりするわけですが。ところで記事タイトルに「参戦記」と書きましたが、別に戦うわ... [続きを読む]
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こんばんは。
実は私も今回のライブを見てきました。時間的に短かったのには若干不満がありますが、ライブの内容自体は素晴らしかったですよね。ちなみに私は20日の1stステージでした。
ご指摘のように、果たして本当にSimon Phillipsが見たかったのかと思わせるお客も散見されました。もっともPhillipsには目もくれずAndy Timmonsのギター裁きばかりをガン見していた私もどうかと思った次第です。
投稿: 奇天烈音楽士 | 2015年6月22日 (月) 22時17分
奇天烈音楽士さん、おはようございます。TBありがとうございます。また返事が遅くなってしまい、誠に申し訳ありません。
クラブの場合、基本70〜75分のステージなのは仕方ないですが、あれぐらいの箱で彼らの音楽を「浴びる」ことは魅力ですよね。ちょいと高いのが難点ですが、それを上回る価値があればいいと思います。
ちなみに私が行ったセットで乗りまくっていたおばはんはAndy Timmonsの正面に座ってましたね〜。
ということで、追ってこちらからもTBさせて頂きます。
投稿: 中年音楽狂 | 2015年6月27日 (土) 10時41分