なでしこ,オーストラリア戦はほぼ完勝。
早朝から女子W杯の準々決勝オーストラリア戦を見ていた。最終的なスタッツではボール支配率60%ということであったが,ゲーム自体はほぼ日本がコントロールしていたと言ってもよい。一番警戒すべきと言われた8番Kellond-Knightに全く仕事をさせなかったのは見事である。
自陣でミスからボールを奪われて,若干危ないシーンもあったし,前線でのスピードや突破力では完全にオーストラリアが勝っており,どうなることかと思わされたのも事実であるが,相手に決定的なシーンを作らせなかったのは,ディフェンス陣の頑張りということになるだろう。
今回の試合では,左サイドからの鮫島の上がりにオーストラリアの右サイド・バックは対応できていなかったので,もう少し左から攻めてもよかったようにも思うが,最終的には後半投入された岩渕の反応で87分過ぎというナイスなタイミングでの先制を果たしたのはよかった。
もちろん,ラスト・パスの精度には改善の余地があり,相手がスピード感に満ちた攻撃を仕掛けてきたときの対応の遅れをどう回避するかという問題もある。しかし,最後まで体力が落ちることなく走り切ったなでしこの戦いぶりは立派なものであった。はっきり言って,後半にはオーストラリアの走力が落ちたのに対し,なでしこは完全に体力勝ちである。
次戦,準決勝の相手はイングランドに決まった。男子の場合,私はイングランドを贔屓にしているが,今回はそういうわけには行かない。ちゃんとなでしこを応援することにしよう。と言っても,私はその頃移動の車中かもなぁ。尚,写真はFIFAのサイトから拝借。いい表情だねぇ。
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