Paul Walkerを偲んで「ワイルド・スピード Sky Mission」である。
「ワイルド・スピード Sky Mission("Furious 7")」('15,米,Universal)
監督:James Wan
出演:Vin Diesel,Paul Walker,Jason Statham,Michelle Rodriguez,Kurt Russell
前作から約2年,その間に交通事故で主役の一人,Paul Walkerを失い,どうなることかと思わせたが,かなりの部分はPaul Walkerの生前に撮り終えていたようである。一部,代役を立てている部分があるようだが,映画としては彼が亡くなったことを感じさせないものとなっている。今後のシリーズの継続はどうなるのかと思わせるが,Paul Walker演じるBrian O'brienは足を洗って家族と平和に生きるってことになるのではないかと思う。キャスト陣も,彼に代わる役者を立てることはよしとしないだろう。
それはさておきであるが,この第7作,かなり無茶苦茶な話であり,荒唐無稽度は更に上がっている。シナリオの穴を探せば突っ込みどころ満載であるが,とにかくまぁよくも壊すわってぐらいいろいろなものを破壊している。そうした話を作る上で,Jason Stathamが悪役として目立ちまくっている。「そんなアホな」みたいな感じも,Jason Stathamならありだなと思ってしまうから不思議である。
とにかく,話は前述の通り無茶苦茶である。よくもまぁここまで壊すわって感じだが,前作のエンド・ロールで出てきたようには東京のシーンは出てこない。まぁ,それは既に第3作「Tokyo Drift」で描いているからってことになろうが,それにしても,いろいろなところを舞台にするものである。今回最も笑えたのはアブダビのシークェンスであったが,実際私はゲラゲラ笑いながら見ていた。そして,出てくる人間が全部強過ぎだろうと思いつつ,映画では不死身のようなPaul Walkerが,現実社会ではあっさり自動車事故で死んでしまうことを皮肉と思わずにはいられない。
いずれにしても,この映画についてはどうこう理屈を述べるのは馬鹿げていて,単純にこのアホらしさ加減を楽しめばいいのだと思ってしまう。そして,ラストのシークェンスにおいて,Paul Walkerの死を惜しんでいた私であった。いつもああでもない,こうでもないとしょうもないと思った映画をけなしている私だが,このシリーズについては許してしまう自分が笑える。一貫性がないねぇ。でも星★★★がいいところだろうな。
それにしても,公開翌日ということもあり,劇場は相当混んでいたなぁ。当たり前か(苦笑)。
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