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2015年4月30日 (木)

全然知らなかったJerry Bergonzi入りのライブ・アルバム

_20150406"Live" Dave Santoro Trio Featuring Jerry Bergonzi and Adam Nussbaum(A.V. Arts)

入院中ぐらい安静にしておけばよいのだが、何分痛みはあっても暇な私である。ストック記事に若干加筆してのアップである。

以前,全く同じようなタイトルで記事をアップしたことがあり(記事はこちら),私も主題の付け方に芸がないと言わざるをえないが,またまた新橋のテナーの聖地,Bar D2で聞かせて頂いて,即ネットで発注するという,いつものパターンでゲットしたアルバムである。もちろん,キモはJerry Bergonziのテナーである。だが,このアルバム,ジャケを見たのも初めてであり,存在すら全く認知していなかったのだが,演奏が素晴らしいのである。

マスター曰く,90年代前半のJerry Bergonziは絶好調であり,その流れを引き継いでいる本作も悪いわけがない。約5年前に取り上げた"Open Architecture"もメンツは違えども,同じ編成のピアノレスのトリオでのライブであり,そちらを私が絶賛したことはリンクした記事の通りである。そして,"Open Architecture"の録音は本作の約3~4か月前ということからしても,本当にBergonziが絶好調だったというのは間違いないと感じさせるものとなっている。

リーダーのDave Santoroはバークリーで教鞭を取っており,Jerry Bergonziとも長年の共演歴を持つ,まぁボストン人脈と言ってよい人だと思う。だが,リーダーには悪いが,彼のアルバムを買うのは偏にBergonziが入っているからという理由になってしまうのは仕方ない。ここでも,全7曲中,スタンダードが2曲,残り5曲中,Bergonziオリジナル3曲,Santoroオリジナル2曲という構成で,Bergonziのリーダー作と言っても全然問題はないものである。そして,ピアノレスで吹きまくるBergonziを聞いて,膝を乗り出さなければもぐりだと言ってしまおう(笑)。入手できた嬉しさ込みで星★★★★★。

Recorded Live at Nuovo Teatro di Catania on March 2, 1993

Personnel: Dave Santoro(b), Jerry Bergonzi(ts) Adam Nussbaum(ds)

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