全く面白くないCDを買ってしまった。
結構な枚数のCDソフトを買っていれば,その全てが当たりという訳にはいかないが,その一方で直感を信じて購入して,望外の素晴らしさを提供してくれるアルバムもあれば,その真逆の場合もある。今回のアルバムはまさに後者である。
今回,試聴もせずにこのアルバムを買った私が悪いのだが,ジャケのセンス,あるいはバンドの編成からして,楽器は違っても,Paolo Fresu Devil Quartet的なもう少しハイブラウなサウンドを期待していた。しかし,出てくる音楽が何ともゆるく,緊張感も何もない。これは失敗だとすぐに思ってしまった。プログレ的なサウンドも交えてはいるものの,あらゆる意味で中途半端。鋭いリズムもなければ,魅力的なメロディ・センスも感じられないし,そもそも音楽に刺激がなさ過ぎるのでは,どういう層に訴求したいのかも全く不明である。
どこかにいいところを見つけようとして,何度かプレイバックしてみたものの,結局印象が改善することはなく,むしろ,聞けば聞くほどイライラしてくるという駄盤。星を付けることすら拒否したくなると言っては言い過ぎか。だが,CAM Jazzもこんなアルバムを出すぐらいなら,もう少しましな仕事をしないと,ほかの出来のいい盤も無視されることになりかねない。まぁ,ここまでの大したことのなさというのは,ある意味珍しいと言ってしまおう。
念のために言っておくが,これは私が入院していることにより,フラストレーションがたまっているからこうした反応をしているわけではなく,あくまでもこれは入院前に書いたストック記事であり,冷静さを欠いているとは思っていない。
Recorded between September 2 and 5, 2014
Personnel: Paolo Porta (ts,bcl),Valerio De Paola (g,electronics, vo), Andrea Lombardini (b), Michele Salgarello (ds)
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