知世ちゃ~ん ♡♡♡(笑)
「恋愛小説」 原田知世(Verve)
私が原田知世が好きだということは,既にこのブログで告白済みである(笑,記事はこちら)。その原田知世が全て英語詞のカヴァー・アルバムを出したとあっては,買わずにはおれん!ということで,早速購入した私である。いきなり,The Beatlesの"I've Just Seen a Face"を知世ちゃんらしいウィスパー・ヴォイスで歌われては参ったと言うしかないのだが,やはりこの人の声は癒し系である。この声を聞いてしまっては,英語の発音の良し悪しはまぁ許す(爆)。ここでは癒されたいという思いを持つリスナーが,彼女の声に癒されればいいのである。
プロデューサーは最近,活動を共にすることが多い伊藤ゴローである。「ヨルタモリ」にも登場して達者なボサノヴァ・ギターを聞かせる伊藤ゴローであるから,まぁ,こういうトーンにはなるだろうなぁという音である。Norah Jonesの"Don't Know Why"におけるホーンの使い方なんて蛇足そのもとしか言いようがない一方,"If You Went Away"のストリングスは魅力的なのはいいが,"The Look of Love"の偽ベース&ドラムスはどうなのよって感じで,玉石混交感がぬぐえないのは惜しい。これはプロデューサーの伊藤ゴローの責任ということになろうが,それでもこのアルバムの持つゆったりした感覚は,くつろぎ感たっぷりで決して悪くはない。ただ,ラストの"Love Me Tender"は私にはいいとは思えないが...。
音楽的に驚きもないし,音楽的に無茶苦茶優れているかと言えば,そんなこともない(きっぱり)。だが,一度でも原田知世の音楽がいいよねぇと思ったことがある人間にとっては,この予定調和感が大事なのである。正直言って,完全無欠の音が出てくるとも思っていないにもかかわらず,このアルバムに税込3,240円も払ってしまうのは,偏にわかりきった世界に浸りたいからだと言ってしまおう。それは私の秘かな愉しみってことにしてもらう(全然秘かではないが...)。正直言って,私の期待したレベルに達していなかったというのが本音だが,それでもたまにはこういうのもいいよねってことで。星★★★☆。いずれにしても,アルバムとしては「カコ」の勝ち。
Personnel: 原田知世(vo),Jesse Harris(vo),伊藤ゴロー(g),澤渡英一(p),坪口昌恭(p),鳥越啓介(b),小川慶太(ds),吉野友加(harp),with Stirngs and Horns
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わたしもこのCD を購入。癒されます。
早速、名古屋ブルーノート予約しましたよ。
投稿: ken | 2015年3月24日 (火) 21時18分
kenさん,こんばんは。kenさんも幅広いっすねぇ(笑)。
ちょっと辛口な評価になってしまいましたが,癒されるのは事実ですね。
投稿: 中年音楽狂 | 2015年3月24日 (火) 23時09分