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« John Surmanとノルウェーのビッグバンド共演作 | トップページ | Jim HallとCharlie Hadenによる円熟の対話 »

2014年11月 6日 (木)

ブラームスのよい聞き手ではない私だが,Thielemannの全集はいいのではないかと感じている。

Thielemann_brahms

"Brahms Symphonies / Piano Concertos / Violin Concerto" Christian Thielemann / Staatskapekke Dresden (Deutsche Grammophon)

昨今はあまりクラシックのCDを買っていない(Seonの85枚組という大物はあったが...)が,たまにはってことで。

私はクラシックもそこそこ聞くが,ブラームスとは相性が悪いと言うか,全然その魅力がわからないまま,この歳になってしまった。何度聞いてもピンとこないのだから,これは仕方がない。そんな私がなんでこの全集を買う気になったのかは,全くの気まぐれである(笑)。PolliniとのP協の映像も付いているし,値段も高くないし,こういうのを買わないと,一生ブラームスとは縁がないままで終わると思ったのかもしれない。

ということで,まだ交響曲の1番,4番しか聞いていないのだが,Carlos Kleiberで聞いてもダメだったブラームスで初めてピンときてしまった。これにはびっくりしたが,なぜなのかはよくわからない。ほかの演奏と聞き比べたわけでもないが,オーセンティックなドイツの響きって感じなのかなぁなんて思ってしまった。そもそもドレスデンって,私の中ではもっともっさりした印象があるオケなのだが,本作を聞く限りは全然そういう感じがしないのだ。それもThielemannゆえだとすれば,それはそれで凄いわ。

これはちゃんと2番も3番も聞かねば,そして,DVDもちゃんと見なければと思わせてくれる1番,4番の演奏であった。ブラームスに関する審美眼は正直私にはないが,それでも私はこの演奏が好きなんだと思えた。全然抵抗ないもん(笑)。これが本当のブラームス開眼?

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コメント

サガン原作(ブラームスはお好き)
交響曲第三番 第3楽章 チェロで♪
アンソニー・パーキンスのファンになった記念すべき映画です!
[音楽の友][スクリーン][朝日ジャーナル]高校時代の愛読書?
ブラームス♪久しぶりに聴きたくなりまさた。
音楽狂さんのブログもしっかり読みましたよ♪

シマチャンさん,こんにちは。「ブラームスはお好き?」→「さよならをもう一度」ですね。見たことないなぁ(笑)。

とにかく,私はブラームスを好んで聞いてきたわけではないので,今回はいい契機になったかもしれません。

それにしても,Anthony Perkinsですか。彼は「サイコ」のイメージが強くなり過ぎて,ちょっと可哀想な気もしますね。

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