ホリデイ・シーズン到来!? Paolo Fresuのホリデイ・ミュージックなのだが...。
"Jazzy Christmas" Paolo Fresu Quintet(Tuk Music)
11月も半ばを過ぎると,巷はホリデイ・シーズンに向けて,やれイルミネーションだ,なんだかんだと喧しいが,音楽についてもシーズンに向けていろいろな音楽がリリースされている。Brad Mehldauが一部で参加したRenée Flemingのアルバムは現在,カナダから日本に飛ばしているところで,まだ到着していないが,それに先立って,(一部の人にとっては)今年の目玉の一つであろうPaolo Fresuのアルバムがデリバリーされた。
本作は2012年の12月18日というまさにホリデイ・シーズンもピークに達しようというタイミングで吹き込まれたライブ盤である。ライブで,こういう音楽をやってしまうというのも凄いことだが,吹きも吹いたり,演りも演ったりって感じの曲が並んでいる。メンツはFresuの長年活動する自身のクインテットにバンドネオン奏者Daniele Di Bonaventuraを迎えるという布陣である。
演奏としてはホリデイ・シーズン気分を盛り上げるものなのだが,このCD,トラック間に一瞬の空白が入っており,再生時に拍手がぶつ切りになるような感覚を生むという難点がある。拍手だけならまだしも,一部の曲ではイントロのピアノが切れてしまっている("Have Yourself a Merry Little Christmas"で明らか)のである。iTunesにリッピングしてもおかしければ,通常のCDプレイヤーで再生しても同じなのだから,これはどうしようもない。これが私のCDだけの問題なのかどうかはわからないが,なかなか楽しめるアルバムだけに,この作りはどうしても納得がいかない。何とも野暮に聞こえるだけでなく,ムードをぶち壊しにしてしまうのだから,これはまじで残念と言わざるをえない。音楽の評価以前に,CDのプレスそのものに関して問題がある以上,これは星のつけようがないとだけ言っておこう。
期待が大きかっただけに全く残念だが,納得のいくはずもなく,現在,メーカーに問合せ中の私である。
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いつ見ても新しくなっていて、多くの音楽について記載されているので、楽しみにしています。紹介されているJazzy Christmas私も購入しました。曲の前後に空白がありますね。pcにとりこんで、フリーソフトで無音部分を削除したら、バッチリでした、御参考まで。
投稿: ドリーマー | 2014年11月19日 (水) 08時19分
ドリーマーさん,はじめまして,ですよね。コメントありがとうございます。やはりCDには同様の事象が発生しているのですね。リッピング後はそうした対応ができるとしても,鑑賞媒体としてのCDとしては問題があるってことですよね。
私は現在、Bonsai Musicとやりとりをしていて、現在、調査中というステータスですが、彼らがどういう対応を取るかを注視しています。
いずれにしても情報ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
投稿: 中年音楽狂 | 2014年11月19日 (水) 21時07分
閣下、、閣下がレビューしてらっしゃるのに気がつかなんだ。笑
仰る通りで、惜しいのですよね。
やっぱ、演奏はいいとおもうのですよ。
なかなか、ブログにあがらなかった理由の一つにどうしても気になってしまう、ってのがありました。ひと月近く聴いて(笑)アップしました。
惜しいよねえ。
投稿: Suzuck | 2014年12月19日 (金) 09時24分
Suzuckさん,こんにちは。TBありがとうございます。
これってやっぱり私は不良品だと思ってますけど,Paolo Fresu本人も回収はしないという判断をしているようですから,しょうがないですよねぇ。私はiTunesで曲間の時間を編集して,不快感はない程度に修正していますが,でもやっぱりねぇ...。
投稿: 中年音楽狂 | 2014年12月20日 (土) 11時39分