Deacon Blueの新作が到着。またも素晴らしい出来に痺れる私であった。
"A New House" Deacon Blue(自主制作盤)
前作"The Hipsters"を絶賛した私(記事はこちら)だが,前作が11年ぶりだったのに対し,本作は約2年という比較的短いインターバルでの登場である。今回はPledge Musicでのクラウド・ファンディングによる形態を取っていたが,ちゃんとPledge Music以外のネット・ショップでも買える。だが,前作の甘酸っぱくなるような素晴らしいポップ・ソングの数々に痺れてしまった私は,ちょっと大目に金額を払って現在のメンバー4人のサイン入りCDをゲットである。我ながらミーハーであるが,好きなバンドなのだからいいのである(と開き直る)。
そして,本作も前作に勝るとも劣らぬ素晴らしい曲集である。写真を見ると,メンバーは随分歳を取ったが,このようなポップ・センスを残していること自体が素晴らしいではないか。私もかくありたいと思わせるような歳の取り方である。曲作りを担当するRicky Rossは今年の12月で57歳になるが,どうしてこのように瑞々しい音楽が出来るのかと感じざるをえない出来なのである。しかも,スコットランドという土地とは結びつかない(なんでやねん?)ような,このポップさはまさに突然変異的と言ってもよいのではないか。
それはさておきである。このLP的な収録時間の中に収められた11曲を聞いていると,時間はあっという間に過ぎていく。日頃,強面で通っている私がこうした音楽に痺れてしまうことに違和感を覚える人もいるだろうが(笑),人は見掛けによらないのである(爆)。メンツも前作とほとんど同じ(違うのはストリングスのみ)で,バンドとしてのまとまりも更に強まったってところかもしれないが,私としてはこのメロディ・センスに身を委ねていれば幸せって感じである。本当に私の心と共鳴するって感じの音楽である。いいねぇ,Deacon Blue。ということで,またも星★★★★★としてしまおう。たまらん。
Personnel: Deacon Blue: Lorraine McIntosh(vo), James Prime(key), Ricky Ross(vo, p, g), Dougie Vipond(ds, perc) with Gregor Philp(g, vo), Lewis Gordon(b), The Cairn String Quartet
« 超先行発売されたWayne Krantzの新作。Krantzらしさ炸裂である。 | トップページ | 私にとっては久々のThierry Langとなったが,これが絶品であった。 »
「ロック」カテゴリの記事
- オリジナル"Somewhere in England"の内容を収めたアナログ盤はブートレッグらしい。(2026.04.11)
- George HarrisonがプロデュースしたSplinterのアルバム。(2026.04.05)
- 思えばThe Band関連の記事はほとんど書いていないところで,今日はRick Dankoのアルバム。(2026.04.03)
- Tedeschi Trucks Bandの新作”Future Soul”をストリーミングで聞く。(2026.04.02)
- 改めてU.K.の1stアルバムを聞く。(2026.03.28)
「ポップス」カテゴリの記事
- 今井美樹の新作をストリーミングで聞いた。冒頭からのポップな響きに戸惑う。(2026.02.23)
- Stephen Bishopのベスト盤を久しぶりにプレイバック。(2026.01.22)
- 2年も前に出ていた原田知世のカヴァー・アルバムを今頃聞く。(2025.12.02)
- Dionne WarwickボックスからDisc 3を聞く。(2025.11.05)
- リリースから35年!今なお瑞々しさが変わらないPrefab Sproutの傑作。(2025.11.01)
「新譜」カテゴリの記事
- リリースからひと月半を経て,ようやく現物が到着したPat Methenyの新作。(2026.04.12)
- いかにもECM的な音:Marilyn CrispellとAnders Jorminのデュオ作。(2026.04.10)
- John Taylorの未発表音源をストリーミングで聞いた。美しいソロ・ピアノだ。(2026.04.09)
- Tedeschi Trucks Bandの新作”Future Soul”をストリーミングで聞く。(2026.04.02)
- Brad Mehldauとビッグバンドの共演を収めたブートレッグを入手。(2026.03.25)
« 超先行発売されたWayne Krantzの新作。Krantzらしさ炸裂である。 | トップページ | 私にとっては久々のThierry Langとなったが,これが絶品であった。 »








































































コメント