出張中に見た映画:14/8~9月編その1は「キャプテン・アメリカ」シリーズ第2作
「キャプテン・アメリカ ウインター・ソルジャー("Captain America: The Winter Soldier")」('14,米,Marvel)
監督:Anthony & Joe Rosso
出演:Chris Evans, Scarlett Johansson, Sebastian Stan, Anthony Mackie, Samuel L. Jackson, Robert Redford
先日の中国出張では往復で3本映画を見たことは既に記事にした通りである。往路で見たのが本作であるが,Marvelコミックの映画化は飛行機やら,劇場やらで見ているが,エンタテインメントとしてはよくできているので,気楽に見たいと思って選んだのが本作だったのだが,これが結構と言うより相当面白かった。
「アベンジャーズ」物の中では「キャプテン・アメリカ」ってその見た目からしても地味な感じがするわけだが,むしろヒューマンな感じが備わっているのがこのキャラだとも言える。そして,いろいろなシリーズ物との関連性も維持しつつ,ちゃんとストーリー展開をするのが「アベンジャーズ」もののよく考えられているところだと思う。そして,「キャプテン・アメリカ」シリーズとしては2本目の本作であるが,私は第1作は見ていないが,おそらくそちらにあったであろう説明的な部分が求められないことが,本作のシナリオを作りやすくしたのではないかと想像できる。だが,そうした要素を抜きにしても,これは結構よく出来た映画であったと思えるのである。Robert Redfordを悪役に据えたのも面白かったし,新キャラのAnthony Mackie演じるFalconもよかった。このMackie,最近いろいろなところで見るが,主役を食ってしまう部分さえ感じさせる期待の俳優と言ってもよいだろう。
この映画のよさは善と悪の関係性が単純であることによるわかりやすさだが,ウェットな感覚は全くなしで,エンタテインメントそのものに身を委ねることができるというそういう映画であった。前述の通り,キャプテン・アメリカというキャラはアベンジャーズの中では地味さを感じさせるが,ドラマという観点では逆にそれが功を奏したってところだろう。しかし,X-menシリーズのスピン・オフ(ウルヴァリン物)がいけていないのに比べると,この出来のよさはほめてよいと思う。来年に公開予定の「アベンジャーズ」の2本目もこの調子でやって欲しいものである。ただ,アベンジャーズの難しいところは,キャラが多過ぎて,まとまりがつかなくなることで,むしろこの映画のように,限定的なキャラの活躍を描く方が,映画そのものとしては出来がよくなる可能性が強い。そういう意味では,既に製作がアナウンスされているScarlett Johannson演じるブラック・ウイドウのスピン・オフは結構期待できるかもねぇなんて思ってしまった。いずれにしても,この映画,予想以上の面白さである。ということで,点も甘くなり星★★★★☆。
« "Future Shock":リリースから30年以上とはなぁ...。 | トップページ | 今更ではあるが,Jimmy Scottを追悼する »
「映画」カテゴリの記事
- 「暗殺者の家」:やっぱりこれも初見だった...。(2026.03.09)
- Hitchcockの「三十九夜」:これも見た気になっていただけだったが,筋金入りの傑作であった。(2026.02.22)
- Hitchcockの「救命艇」:この歳にして初めて見たなぁ。(2026.02.12)
- 「トレイン・ドリームズ」:これほど地味な映画がオスカーにノミネートされることが素晴らしい。(2026.02.08)
- Netlflixで見たシュワちゃん版「トータル・リコール」。(2026.02.02)
« "Future Shock":リリースから30年以上とはなぁ...。 | トップページ | 今更ではあるが,Jimmy Scottを追悼する »


































































コメント