実家で聞いた懐かし盤:最後はWayne Johnsonである。

"Keeping the Dream Alive" Wayne Johnson (MoJazz)
このアルバムも保有している記憶だけはあったものの,音については全然思い出せないって感じのアルバムであった。Wayne Johnsonと言えば,Manhattan Transferのライブ・バンドにおいてギターを弾いていたという記憶だけで,このアルバムを買ったような気がする。何てたってMoJazzと言えば,Motownレーベルが立ち上げた(スムーズ)ジャズ・レーベルであり,そういう時代だったのだと思いたくなるような作品である。
今回,久しぶりに本作を聞いてみて,最も驚いたのは,Gary Willisがほとんどの曲でベースを弾いていることだった。このアルバムがリリースされた93年と言えば,既にTribal Techでブイブイ言わせていたはずだが,ここでは結構地味めにベースを弾いているのが意外な気がする。まぁ,Scott HendersonとWayne Johnsonではテイストが異なるから,それも当たり前と言えば当たり前であるが...。それでも,ちゃんとベース・ソロのスペースもあるので,ファンには見逃せないと言ってもよいだろう。
このアルバムを改めて聞いてみて思ったのだが,このアルバムは1曲目で損をしているのではないかということである。この"Bedrock"に限って言えば,そこはかとないカントリー的な響きがあって,これだけ異色に響くように思えるのだ。だから,この1曲でつまづくと、次へ進むモチベーションが下がると言ってもよい。だが,2曲目以降は結構いい感じになってくるから,諦めてはいけないのである(笑)。実は私も1曲目のイメージが強くて,今までちゃんと聞いていなかったのが事実だが,これは私が思っているよりずっとましなアルバムであった。
そうは言っても,Wayne Johnsonがブレイクしたって事実はないから,リーダー・タイプと言うよりもバックを支える職人って気がする。しかしながら,久々に聞いて認識を改めたので,ちょいとオマケの星★★★★ってことにしてしまおう。まぁ,ギター・シンセの響きなんて時代を感じさせるが,20年以上前の作品と思えば腹も立たない。ちゃんと聞くことなく,売ってから後悔しなくてなくてよかった(笑)。
Personnel: Wayne Johnson(g, g-synth), Bill Berg(ds, perc), Gary Willis(b) with John Leftwich(b), Rob Whitlock(key), Don Roberts(bagpipes)
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