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2014年8月21日 (木)

たまにはこういうのも:Simon Prestonの英国オルガン曲集

Simon_preston_early_english_organ_m "Early English Organ Music" Simon Prestion (Archiv)

これって渋い作品である。私はSimon Prestonによるヘンデルのオルガン協奏曲を偏愛していると言ってもいいかもしれないが,その流れで買った作品だったはずである。ずっと実家に置いてあったものを今回,自宅に持ち帰ったものだが,やっぱり渋い。

そもそも英国のオルガン音楽と言ったって,誰が曲を知ってるんだ?って話もあるが,これは曲の魅力というよりも,Prestonによって奏でられる教会のオルガンの音の魅力を楽しめばいいように思う。Byrd,Gibbons,Purcell以外の作曲家はそもそも知らないもんねぇ(笑)。

しかし,ここで聞けるのは楚々とした響きというか,暑苦しさのないオルガンの響きと言えばわかって頂けるだろうか。暑苦しい夏場でも,若干の涼やかさをもたらす,そんな音楽である。暑苦しさのない響きゆえに,何度でも聞けてしまうのがこれのいいところである。星★★★★。

尚,最後のSamuel Wesley作,"Duet for Organ"にはTrevor Pinnockが客演している。これを聞いて,また猛烈にヘンデルが聞きたくなってきた私である(笑)。

Personnel: Simon Preston(org), Trevor Pinnock (org)

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コメント

たまにはこういったものも…
誰が私の涙を拭ってくれるのだろうか?
ヨーロッパ音楽の源泉 グレゴリオ聖歌 ジョン・マッカーシーの指揮で聞こう 祈りと少しばかりの義援金で 土砂災害を受けた 広島への方たちに 祈ることなら私にもできます
音楽狂さん、時にかなったブログをありがとう♪
CDジャケットは教会ステンドグラスだよ…

シマチャンさん,こんばんは。返事が遅くなって申し訳ありません。

あまりそういう意図で記事にしたわけではないのですが,捉え方は人それぞれですよね。

それにしても,今回の土砂災害は,深夜という発生時間が被害を広げてしまいました。お亡くなりになった方のご冥福と,行方不明となっている方々の一刻も早い発見を祈りたいと思います。

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