宴の終わり:おめでとう,ドイツ代表!
W杯はサッカー好きの人間にとっては,4年に1度の祝祭だと以前書いたが,その祝祭のフィナーレを飾る決勝戦は非常に見応えのある試合であった。ディフェンスを固めるアルゼンチンはドイツの組織的攻撃を防ぎながら,カウンターから何度か決定的なチャンスを迎えていた。得点と思われたHiguainのシュートは惜しくもオフサイドとなったが,ドイツを応援する私が冷や汗をかいたのは言うまでもない。
一方,ドイツもチャンスは作りながらも,決定的なシーンはアルゼンチンより少なかったように思える。ドイツ優位と言われながら,決勝戦はアルゼンチンがいい戦い方をしていた。そして,延長後半にGötzeがSchürrleのクロスに胸トラップで合わせ、決めた素晴らしいボレーが決勝点となり,ドイツの4度目の優勝で幕を閉じた。
このゴール,決めたGötzが褒められるのは当然だが,ディフェンダー2人を引きつけながら,ドリブルで左サイドを駆け上がり,素晴らしいクロスを放り込んだSchürrleの殊勲も見逃してはならない。この決定力,突破力が日本代表にあればと思っていた私である。いずれにしても,オランダが準決勝で敗れ,私はこの決勝戦はドイツを応援していたので,この勝利は嬉しかった。おめでとう、ドイツ代表!!
だが今回の大会のMVPがMessiってのはどういうことだろうか?もちろん,彼の個人技を否定するつもりはないが,ほとんどディフェンスに貢献しない姿を見ていると,それは違うんじゃないの?と言いたくなる。決勝戦でも,国家の威信を掛けて戦っているようには見えなかったし,怪我をしないようにプレイしているようにさえ思えたからである。だから,彼は上手いと思ってもどうしても好きになれないのだ。アルゼンチン代表ならば,Messiより積極性がビンビン伝わるLavezziの方が私にはフィットすると言っておこう。そもそも決勝でもFKを浮かせたりしてサポーターをガックリさせたに違いないMessiがMVPでは,アルゼンチン国民だって満足できまい。私なら準々決勝で敗れたとは言え,得点王に輝いたJames RodriguezをMVPに推すが...。
いずれにしてもこの1ヶ月間,私をここまで夢中にさせてくれた各国のプレイヤーたちに最後に感謝しておきたい。4年後のサッカー界がどうなっているかに思いを馳せながら,次回ロシア大会を待つことにしよう。
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おはようございます。私もMVPがメッシ?と思いました。メッシがゴールを決めて最後優勝したら、なるほどと思ったという感じでしょうか?
今回私のベストゲームはオランダ対アルゼンチンかな?と思ってます!そしてドイツ対オランダ戦が見たかったですね!
投稿: takeot | 2014年7月15日 (火) 07時11分
takeotさん、こんにちは。
おっしゃる通り、Messiが得点して勝っていれば文句なしだったでしょう。しかし、私のMessiのプレイ・スタイルへの疑問からすれば、MVPには値しないと言わざるを得ません。やっぱり納得がいかないですよねぇ。
投稿: 中年音楽狂 | 2014年7月15日 (火) 18時14分