Brad Mehldau入りの豪華メンツによるDayna Stephensのアルバムのダウンロード・ファイルが到着。
"Peace" Dayna Stephens (Sunnyside)
本作はPledge Musicで告知されていたもので,CDの現物はまだリリースされていないが,Pledge済みのユーザには先日ダウンロード・ファイルが届けられたものである。Dayna Stephensと言えばCriss CrossやSunnysideでも作品をリリースしているが,私がこのアルバムを買おうと思ったのは偏にBrad Mehldauの参加ゆえである。実を言えば,その他のメンツも強烈である。Mehldauに加え,Julian Lage,Larry Grenadier,そしてEric Harlandでは食指も動こうというものである。加えてプロデューサーはMatt Piersonである。
Dayna Stephens本人がこの作品に関しては"The music is going to focus more on intimacy..."と書いている通り,タイトル・トラックのHorace Silver作"Peace"をはじめとするスタンダード中心のバラッド集になっている。Brad Mehldauがここに収められたような曲を演奏することは比較的珍しいことであり,リーダーには申し訳ないが,そこが私にとっての最大の注目ポイントであった。詳しいデータがまだ届いていないので,詳しくは現物が届いてからということにしたいが,なんでここにBrad Mehldauが?という気もする。だが,Dayna StephensはCriss Crossの"I'll Take My Chances"において,Mehldauの"Unrequited"を取り上げているし,プロデューサーもMehldauと旧知のPiersonということもあったのだろう。
いずれにしても,Brad Mehldauが"I Left My Heart in San Francisco"のような曲を演奏する意外性もあり,なかなか面白い。ただ,バラッドだけでなく,リスナーとしてはこのメンツによるもう少し激しい演奏も聴いてみたいような気がしてしまう。まぁ,それでもBrad Mehldauファンにとっては見逃すことのできない新作であることには間違いない。残念ながら,本作のPledge Musicでの販売は終了しているので,本作が多くのリスナーの耳に届くのはアルバムの正式リリース時ってことになるのでそれまでお待ち願いたいが,私はPledger特権を大いに楽しみたいと思っている。
« CSNYライブ4枚組は来たものの... | トップページ | 「エイゾーはえぇぞ~(笑)」:Azar Lawrenceのライブ作 »
「Brad Mehldau」カテゴリの記事
- 2025年の回顧:音楽編(その2::ジャズ)(2025.12.29)
- 2025年の回顧:ライブ編(2025.12.23)
- 現物はまだデリバリーされていないが,Al Fosterの"Live at Smoke"をストリーミングで聞く。(2025.12.13)
- 年の瀬にリリースされるAl Fosterの遺作(?)は最注目盤。(2025.11.24)
- またもブートの話。5月のライブを思い出しながら聞くBrad Mehldau~Christian McBride~Marcus Gilmore。(2025.09.21)
「新譜」カテゴリの記事
- Chick Coreaの旭川でのソロ・ライブ音源が公開された。(2026.02.06)
- Joel Rossの新作はその名も"Gospel Music"。だが,典型的ゴスペルではない。(2026.02.07)
- Julian Lageの新作はまたもJoe Henryプロデュース。(2026.01.25)
- 今年最初の新譜はEnrico Pieranunzi。あの"Live in Paris"と同じメンツで悪いはずなし。(2026.01.05)
- 2025年の回顧:音楽編(その1:ジャズ以外)(2025.12.28)
「ジャズ(2014年の記事)」カテゴリの記事
- 2014年の回顧(その4):ジャズ編(2014.12.30)
- ジャズ・ギタリスト,John Scofieldが楽しめるライブ盤(2014.12.25)
- 今頃になって上原ひろみの"Alive"を聞く。(2014.12.23)
- Marko Churnchetz:ショップをうろついて出会ったなかなかナイスなアルバム(2014.12.21)
- コレクターはつらいよ(17):"The Broadway Lullaby Project"にBrad Mehldauが1曲だけ参加。(2014.12.15)
コメント
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: Brad Mehldau入りの豪華メンツによるDayna Stephensのアルバムのダウンロード・ファイルが到着。:
» Peace / Dayna Stephens [My Secret Room]
ジェラルドクレイトン参加で前作『I'll Take My Chances』も話題 [続きを読む]
« CSNYライブ4枚組は来たものの... | トップページ | 「エイゾーはえぇぞ~(笑)」:Azar Lawrenceのライブ作 »


































































閣下、わたしは普通に通販でかいましたです。
やっぱ、おなじく、サイドのメンツ買い。
とくに、ジュリアンとメルドーのからみが聴きたいな!!
って。
そういう意味では、ちょっと、不完全燃焼なわたしなんですが、、
全体には、とても良いアルバムだとおもいました。
投稿: Suzuck | 2014年11月 2日 (日) 15時56分
Suzuckさん,続けてこんばんは。こちらもTBありがとうございます。
まぁ,確かに編成を変えながらの演奏ですし,バラッド集なので,この5人による丁丁発止感はないですが,まぁ落ち着いた,この季節にはいいアルバムではないかと思いました。
投稿: 中年音楽狂 | 2014年11月 2日 (日) 21時28分
音楽狂さん、こんにちは。
Stephens以外のメンバーがSunnysideのアルバムに参加してるってだけでも意外な気もしますし、MehldauがTony Bennetってのも意外。Eric Herland入りでバラードアルバムってのも意外。なのにやけに焦点は絞れた滋味ないいアルバムになってさすがだなっと感じている次第です。(今年は渋めのアルバムにいい作品が多かったです。)
リンクありがとうございました。
こちらからもリンクさせて頂きます。
http://musicpromenade.blogspot.com/2014/12/dayna-stephens-peace.html
http://musicpromenade.blogspot.jp/2014/12/dayna-stephens-peace.html
投稿: とっつぁん | 2014年12月30日 (火) 13時32分
とっつぁんさん,こんにちは。リンクありがとうございます。
確かにこのレーベルで,このメンツは意外でしたが,なかなか滋味溢れるバラッド集でした。Mehlianaを除いて,Brad Mehldauはこういう客演が目立った1年でした。来年は彼のリーダー作を期待したいですね。
来年もよろしくお願いします。
投稿: 中年音楽狂 | 2014年12月31日 (水) 15時47分