あらゆる意味でストレスのたまった日本~ギリシャ戦
6/20朝の日本~ギリシャ戦は松江への出張と重なってしまい,前半こそ移動前のホテルで見られたものの,後半は空港への移動のバスの中で,Radiko.jpのアプリを使って聞くこととなった私である。
iPhoneのアプリだけにバッファ中に音はブツブツ切れるわ,圏外では聞けずだわと,ストレスのたまるかたちとなってしまったが,試合そのものもストレスがたまるものだった。コートジボワールがコロンビアに敗れて,得失点差ゼロとなっていたので,ここは日本は2点差以上をつけて,ギリシャに勝利したかったところだが,昔の日本代表の得点力不足のようなかたちになってしまったのは残念である。しかも,相手は前半38分に退場者を出し,数的優位に立って,ボール支配率も7割近かったことを考えれば,攻撃は仕掛けていても,攻めあぐねたというのが実態である。
前半を見る限りでは,いい感じでボールは回っていても,決定的なチャンスというのはそんなになかったようにも思える。むしろ,ギリシャは数的不利にありながら,自分たちの強みである高さを活かした攻撃を徹底しており,戦術が明確で,フォーカスされていた。
今回のスコアレス・ドローにより,予選リーグ突破の可能性が消えたわけではない。日本代表にも,ギリシャにも,コートジボワールにも予選突破の可能性が残っている。コートジボワールが勝てば,それで終わりだが,日本の3戦目はコートジボワール~ギリシャ戦と同時刻に試合が開始されるはずであるから,コロンビア戦では何が何でも2点先に取って,コートジボワールにプレッシャーをかけなければならない。しかし,それが非常に難しいであろうことは,6/20早朝のコロンビア~コートジボワール戦を見れば明らかだ。とにかく,コロンビアは強くて,速い。しかし,コロンビアは既に予選リーグ突破を決めているから,3戦目は控え選手主体で臨んでくる可能性もあるが,控えと言っても,コロンビアはコロンビアである。いずれにしても,日本にとっては相当厳しい。
いずれにしても,コートジボワールは勝ちに来るだろうし,ギリシャとて得失点差を考えれば3点差以上でコートジボワールに勝たなければならない。そして,日本は2点差以上の勝利が必要ということで,今回のゲーム運びから見れば,コートジボワール優位は揺るがない。
だが,一縷の望みが残っている以上,私は日本代表を応援する。とにかく,リスクを取って,得点を取りに行かなければ,このまま敗退となると肝に銘じ,攻めて攻めて攻めまくる以外にはないのだ。次戦では超攻撃的布陣での対応が求められるが,岡崎がもう少し活躍しないと,攻撃力が上がってこないように思える。とにかく,悔いを残さないように戦いきって欲しいものである。そして,もっとシュートを放つこと。シュートしなけりゃ得点にはならないのだ。
逆にここでまさかの予選リーグ突破となれば,運は日本に味方するということになるのだ。可能性がある限り,頑張れ,日本代表!! そして,上を向け,日本代表!!
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